妻の友だちが自宅でエステサロンを開業するんですが、決済は、スタンド式のPayPayのQRコードステッカーを導入するそうです。
<PayPayのQRコードステッカー>
そんな彼女から「PayPayは、特定継続役務提供のサービスの決済もできるの?」とキャッシュレス決済にくわしい僕に質問がありました。
そこで、今回、PayPayのQRコードステッカーでエステサロンや学習塾などの特定継続役務サービスの決済ができるか?について調べてみました。
結論からいうと、PayPayのQRコードステッカーは、特定の継続的役務提供のサービスでも決済できます!
実は、PayPayで回数券など特定継続役務提供の決済は規約上、禁止なんですが、加盟店の申請のときに、個別に承認を得ればOKなんです。
PayPayの申込みは、❶仮申込→❷本申込→❸審査→❹利用開始の流れになっています。
この「❷本申込み」のときに、本申込みのときに、以下をチェックします。
そして、以下の書類を提出すればOKです↓↓
・回数券に使う料金体系の分かるメニュー表(ホームページ等)
・お店の外観の画像1枚
・サービス(施術)を提供している内観の画像1枚
(場合によって、決算書3期分と確定申告書(写)または履歴事項全部証明書(写)の提出が必要です)
これらの書類を提出して、健全なサービス提供を行っているお店であることを証明することが必要です。
手続き自体は、めっちゃカンタンで、PayPay公式サイトから申し込むと、約1週間で、審査が完了、届いたPayPayのQRコードステッカーをレジ横に置けば、すぐにお客様向けの決済ができます。
PayPayは、導入一時金や加盟料はないので初期費用0円
月額基本料0円で、コストは使った分だけの決済手数料1.98%。
たとえば、10,000円決済したら、10,000円×1.98%=198円です。
PayPayの決済手数料は、業界の最安値の水準に設定されているので、キャッシュレスを導入するなら、PayPayはめっちゃオススメです。
PayPayは公式サイトから1分で仮申し込みが完了できちゃうので、先に投げておくと、時間を有効に使えます。
では、特定継続役務提供の事業者がPayPayを導入する方法について、さらにくわしく解説していきます。
特定継続役務にもPayPayは決済できる?
まず、「特定継続的役務提供」とは、特定商取引法(特商法)第41条で定義される商取引のことです。
これは、長期間にわたり継続的に提供されるサービスのうち、「業種」「期間」「金額」の3つの基準をすべて満たすものを指します。
消費者トラブルが生じやすいため、法律によってクーリングオフ制度などが定められており、事業者は厳格なルール遵守が求められます。
| 業種 | 期間 | 金額 |
|---|---|---|
| エステティック、美容医療 | 1か月を超えるもの | 5万円を超えるもの |
| 語学教室、学習塾、家庭教師、パソコン教室、結婚相手紹介サービス | 2か月を超えるもの | 5万円を超えるもの |
(特定商取引法ガイドに基づく。金額は「超えるもの」であり、5万1円以上を指します)
PayPayの規約では、特定商取引に関する法律第41条に定める特定継続的役務の提供またはその権利の販売は、PayPayでは禁止されています。
しかし、これまで機能上の制約により導入できなかった商材やサービスについて、PayPayは2020年12月より、利用可能な業種を拡大されています。
これにより、以下の特定継続的役務提供に該当する業種において、PayPayの決済ができるようになっていますよ。
僕の周りでは、妻の友だちを含め、自宅でサロンや教室を始める人が増えてきました。
PayPay導入の話が出ると、必ず聞かれるのが「回数券ってOK?」という疑問。
以前にも友だちのヨガ教室で相談されたことがあり、今回も同じような流れでした。
意外と知られていないですが、ちゃんと条件を満たして申請すれば、特定継続役務の決済も認められるんですよね。この「個別の承認を得ればOK」という柔軟性が、PayPayのありがたいところだなと感じています。
特定継続役務でPayPayを導入するために必要な審査書類
特定継続的役務を提供する事業者がPayPay加盟店となるためには、審査が必要です。
まず、特定継続的役務に該当する業種(学習塾、家庭教師、語学教室、エステティック、美容医療、パソコン教室、結婚相手紹介サービスなど)は、加盟店審査の際、提供サービスのメニューを提示することが求められます。
<特定継続役務で必要な審査書類>
「提供サービスのメニュー」
これは、お客様にどのようなサービス(商品等)を提供していて、料金体系がどうなっているのかをPayPay側に明確に伝えるための書類です。
このメニュー情報に基づいて審査が行われますから、分かりやすく、正確な情報を用意することが大切です。
その他に必要書類は以下のとおりです↓↓
<必要な書類>
❶ 本人確認書類
❷ 銀行の口座情報(入力のみ)
❸ お店の画像
❹ 法人番号(法人の場合)
❺ 許可証(一部の業種のみ)
では「提供サービスのメニュー」以外に必要な書類を1つずつ解説しましょう。
本人確認書類
以下のいづれか1点あればOK↓↓
| 本人確認書類 |
| ・運転免許証 ・在留カードおよび特別永住者証明書 ・マイナンバーカード ・日本国パスポート※ ・各種健康保険証※ |
※「日本国パスポート」または「各種健康保険証」を使う場合は、追加で以下のいずれか1点が必要です↓↓
| 追加書類 |
| ・公共料金領収書 (電気・ガス・水道など) ・住民票記載事項証明書 ・住民票写し |
銀行の口座情報
以下の銀行口座情報があればOKです↓↓
| 銀行の口座情報 |
| ・金融機関名 ・支店名 ・預金種別 ・口座番号 ・口座名義人 |
お店の画像
お店の画像は以下1枚ずつ必要です。スマホで撮ればOKです。
| お店の画像 |
| ・お店の内観(1枚) ・お店の外観(1枚) |
画像のイメージは以下のとおりです。
<お店の外観の画像(例)>
<お店の内観の画像(例)>
例えば、個人エステなら、施術場所、サービス内容がわかる、受付(会計場所)の3つが分かる画像が必要です↓↓
こんな感じで鮮明に全体が分かるように撮影すればOKです!
法人番号
法人であれば、法人番号が必要になります。
許可証
以下の業種に該当する場合のみ、以下の許可証等が必要です。
コピーではなく、原本を画像ファイル(jpg,gif,png形式)で準備します。
| 業種 | 許可証等 |
| 中古品、リサイクル品、古物の取り扱い有 | 古物商許可証 |
| 施術所に該当 (鍼灸院、治療院、接骨院・整骨院) |
開設届出済証明書 |
| 旅行代理店に該当 | 旅行業登録票 |
| 医療相談、法律相談を行なっている | 資格認定証/登録証 (社会福祉登録証、精神保健福祉登録証、弁護士身分証明書など) |
| 運行代行業 | 自動車運転代行業認定証 |
| 特定継続的役務に該当 ※学習塾/家庭教師/語学教室/エステティック/美容医療/パソコン教室/結婚相手紹介サービス |
法人:決算書(3期分) 個人:青色申告書(決算書3期分)+確定申告書の写し |
| 宝くじ/公営競技に該当 | 主催者からの販売委託契約書の写し (※主催者で無い場合) |
| 保険業(保険代理店)に該当 | 代理店委託契約書または2名分の保険募集人資格登録証/合格証 |
| 興行チケット販売業に該当 | 古物商許可証(二次販売の場合) チケット不正転売禁止法遵守の同意書※ ※申込受付後に別途所定のフォーマットの連絡があります。 |
| 商品券・プリペイドカード・交通乗車券販売業に該当 | 古物商許可証(二次販売の場合) |
こんな感じで、PayPayの必要書類をアップロードすれば、特定継続役務の事業でも審査をうけることができます!
気になったので、僕も妻の友だちと一緒にPayPayの仮申し込みをしてみました。フォームは1分もかからずに入力完了。
その後、審査に必要な情報として「料金表」や「店舗の写真」が求められました。
特に自宅サロンのようなケースでは、外観や内観の写真は、営業活動がしっかり伝わるように、鮮明に分かりやすく撮影することが、スムーズな審査通過のポイントだと感じました。
PayPayの導入の流れ
では、PayPayの導入の流れを解説しましょう。
PayPayの導入手順は以下の3ステップ↓↓
<PayPay申込手順>
- 仮登録
- 本登録
- スタートキット到着
では、1つずつ解説しましょう。
仮登録(約1分)
まず、PayPay公式サイトの仮申し込みフォームに以下の項目を入力します(項目はこれだけです)↓↓
<入力項目>
・氏名
・メールアドレス
・連絡先電話番号
・連絡先郵便番号
これで仮申し込みが1分で完了です。
本登録
PayPayから届く案内メールのURLから本申込フォームを開き、審査情報を入力します。必要な書類のアップロードもこの際に行います。
特定継続的役務提供業種の場合、審査時に提供サービスのメニューを提示することが求められます。
スタートキットの到着
審査完了後、約1週間程度で「PayPayスタートガイド」と「QRコードステッカー」を含むキットが届きます。
スタートガイドに沿ってステッカーを組み立て、レジ横などお客様の見やすい場所に設置すれば、決済の準備は完了です。
僕も美容院や整体に行ったとき「現金だけです」と言われると、面倒だなと感じることがあります。
特に回数券を買うとなると、まとまった現金が必要で、前もって準備しないといけないですよね。
でもPayPayが使えると、「今ここで払ってしまおう」と自然に思えるんです。
お客さんとしての自分の感覚から考えても、PayPayが使える安心感って、思っている以上に集客に効く要素だと思います。
特定継続役務提供のPayPay決済で注意すること
無事にPayPayを導入した後も、特定継続的役務提供を行う事業者として、PayPayを使い続けるために、いくつかの重要なルールがあります。
法令順守はマスト!
特定商取引に関する法律はもちろん、不当景品類及び不当表示防止法、消費者契約法その他の関係法令、監督官庁による要請等を順守する義務があります。
法律をしっかり守ることで、私たち自身もお客様も守られます。
取引内容は明確に
お客様が商品や役務(サービス)を購入する際に、取引内容を明確に認識できる措置を講じなければなりません。
誤った意思表示を防ぐための確認や十分な説明も、私たちの責務です。
万が一、提供したサービスや販売方法に関してPayPayユーザーや第三者から多くの苦情が寄せられたり、当社が不適切だと判断したりした場合、契約解除など、PayPayの利用が難しくなることもあります。
お客様側の支払いはPayPay残高のみ
回数券を決済する場合は、お客様側の支払いはPayPay残高のみです。
回数券を決済する場合、お客様側の支払いで、PayPayマネーライトは利用できないので、注意しておきましょう。
クーリングオフ・キャンセル時の対応
PayPay決済サービス自体には、購入した商品のクーリングオフやキャンセルの機能はありません。
特定継続的役務提供はクーリングオフ制度の対象ですが、決済された取引の取り消しや返金については、店舗に直接相談することになります。
その際、決済番号が必要となりますので、お客様に確認してもらうよう案内しましょう。
契約を合意の上で取り消しまたは解除した場合、加盟店はPayPay所定の方法により取消処理を行い、PayPayがこれを承認したときに決済を取り消すことができます。
すでにPayPayから売上金が支払われている場合は、加盟店は速やかに PayPayに返還しなければなりません。
これらの注意事項やルールをしっかり守り、安心・安全にPayPayを使っていけば、お客様も加盟店もWin-Winの関係でサービス提供ができます!
PayPayの使い方
では、PayPayの使い方について解説しましょう。
<PayPay決済手順>
❶お客さんがPayPayステッカーのQRコードを読み取る
❷お客さんが会計の金額を入力する
❸お店側が会計の金額を確認する。
これだけで決済が完了できます。
お客様もPayPayの操作には慣れているので、操作はスムーズにできます。
最近は現金を持ち歩かないお客さんが増えているので、PayPayが使えると、現金の持ち合わせのないお客様の購入が増えます。
なので、特定継続役務の事業者も、絶対にPayPayを導入しておいた方が良いですよ。
PayPayのコスト
PayPayのQRコードステッカーを利用するときのコストを解説しましょう。
初期コスト
PayPayは、導入一時金や加盟料は0円。
つまり、初期コストは0円です。
何の機器も必要ないので、機器コストも0円。
解約したとしても、違約金もなし。
なので、ノーリスクで申込みできます。
月額基本料
PayPayの月額基本料は0円。
つまり、固定費0円です。(固定費0円は嬉しいですね。)
決済手数料
PayPayのコストは、決済した時だけに手数料がかかるだけです。
決済手数料は「1.98%」です。
では、決済手数料の例をあげますね。
1,000円の商品をPayPayで決済した場合です。
<決済手数料の例>
1,000円×1.98%=19円
どうですか?
めっちゃ安いですよね。
PayPayの決済手数料はキャッシュレス決済でも最安値の水準です。
なので、コストを安く抑えて、キャッシュレス決済を導入するならPayPayはめっちゃオススメです。
料金プラン
ちなみに、PayPayには「PayPayマイストアライトプラン」と「PayPayマイストア制限プラン(基本プラン)」の2つの料金プランがあります↓↓
「PayPayマイストアライトプラン」は「PayPayマイストア制限プラン」より機能が拡張されます。
具体的にはこんな感じ↓↓
| PayPay マイストア ライトプラン |
PayPay マイストア 制限プラン |
|
| ストアページ管理 | 〇 | 〇 |
| お知らせ記事の投稿 | 〇 | 〇 |
| PayPayクーポンの利用 | 〇 | × |
| PayPayスタンプカードの利用 | 〇 | × |
| 各サービスの利用分析 | 〇 | × |
「PayPayマイストアライトプラン」は、クーポンが使えたり、スタンプカードは使えるようになり、決済手数料が1.6%になります。
でも「PayPayマイストアライトプラン」は、加入3か月目から月額基本料が必要になるんです。
こんな感じです↓↓
| PayPay マイストア ライトプラン |
PayPay マイストア 制限プラン |
|
| 初期コスト | 0円 | 0円 |
| 月額基本料 | 1,980円 (2か月無料) |
0円 |
| 決済手数料 | 1.60% | 1.98% |
PayPayの導入当初から月額基本料がかかるのは、ちょっとイタイですよね。
なので、PayPayを導入するなら、まずは「PayPayマイストア制限プラン」で申し込んで、クーポンやスタンプカードを使う必要があったら、あとからプラン変更すればOKです。
売上金の入金確認の方法
PayPayで決済した売上金の確認はスマホで行います。
スマホに「PayPay店舗用アプリ」(無料アプリ)をダウンロードすればOKです。
<PayPay店舗用アプリ>
PayPay for Business
このアプリで、PayPayの売上金を確認したり、入金情報を確認することができます。
お店で販売しながら、ちょこっとスマホを確認すれば、売上確認ができちゃいます。
PayPayの売上金の入金日と振込手数料
PayPayを使って決済された売上金の入金日と振込手数料について説明します。
PayPayの売上金の入金日
PayPayで決済した売上金は、当月末締めて、翌月に入金されます。
入金日は、登録する銀行によって、少し異なります。こんな感じ↓↓
| 金融機関 | 締め日 | 入金日 |
| paypay銀行 | 当月末 締め |
翌日 (翌月1日) |
| その他金融機関 | 当月末 締め |
翌月の第2営業日 |
| ゆうちょ銀行 | 当月末 締め |
翌月の第4営業日 |
どの金融機関でも月末締めなんですが、翌月の入金日が少しだけ違いますね。
図で表すとこんな感じ↓↓
自動で振り込まれますので、特別な操作は不要です。
PayPayはソフトバンクグループが運営しているので、入金が遅れる心配もなく安心ですよ。
振込手数料
PayPayの売上金は、どの銀行を指定しても振込手数料が無料です。
銀行手数料が一切かからないのは、大きなメリットですね!
急ぎのときは「早期振込サービス(都度)」が使える!
「今月は早めに入金してほしい…」
そんなときに便利なのが、早期振込サービス(都度)です。
アプリから申請すれば、翌営業日に振り込んでもらえます。
| 振込日 | 都度振込手数料 | 振込手数料 |
| 申請の翌日 | 0.38% | PayPay銀行20円 その他の金融機関200円 |
少しだけ費用はかかりますが、「急ぎで資金が必要!」というときにはとても頼れる機能です。
早期振込サービス(自動)
売上金が設定金額以上になったら、自動的に翌日振込するサービスがあります。
名称は「早期振込サービス(自動)」。
これは、売上金10万円以上などで設定しておけば、その売上金になったら、振り込まれるサービスです。
| 振込日 | 自動振込手数料 | 振込手数料 |
| 設定額 到達の 翌日 |
0.38% | PayPay銀行20円 その他の金融機関200円 |
定期的にキャッシュが欲しい場合は、このサービスもめっちゃ便利ですね!
まとめ
エステサロンや学習塾などの「特定継続役務」は、以前までPayPayの導入が難しいと言われていましたが、現在では、個別の承認を得ればOKなんです!
申請の際にメニュー表や外観・内観の写真を提出するだけで、特定継続役務の事業者でもPayPay決済を導入できます。
しかも、PayPayの導入はめっちゃカンタン。
- 初期費用 0円
- 月額費用 0円
- 決済手数料は 1.98% のみ(業界最安水準)
QRコードステッカーが届いたら置くだけで即スタートできます。
特に自宅サロンのような小規模店舗でも導入しやすく、お客様も慣れているので決済がものすごくスムーズです。
現金を持ち歩かないお客さんも増えている今、PayPayがあるだけで「じゃあ今日支払っておこう」が自然に起こります。
さらに、必要に応じて
- クーポン配布
- スタンプカード
などが使える「PayPayマイストアライトプラン」に後から変更することも可能。まずは無料プランで十分です。
特定継続役務の事業者が注意すべき点としては、
- 法令順守(特商法・消費者契約法など)
- 取引内容の明確化
- クーリングオフ対応は店舗側で実施
などがありますが、これらを守れば安心してPayPayを活用できます。
エステ・学習塾・語学教室など「特定継続役務サービス」を提供している事業者にとって、PayPayは、コスト0円で顧客満足度を爆上げできる最強ツールと言ってもよいと思います。
PayPayは、個人サロンの開設準備、メニュー作りをしながら同時に進められます。
仮登録は1分で完了できるので、仮登録だけでも済ませておくのがオススメです。
