僕の友だちで、副業で飲食のイベント出店してるオーナーさんがいるんですが、先日「店舗がない個人でもPayPay導入できるの?」って相談されました。
さらに「もし、導入できるなら次回のイベント出店で使いたいから最短の導入方法を教えて!」と言われました。
そこで、今回PayPayを実店舗がない個人で最短で導入する方法を調べてみました!
結論から言うと、お店がなくても、PayPayは導入できます!
たとえば、出張ネイリストさんや、マルシェ出店のハンドメイド作家さん、自宅で教室をやってる方なんかも、バリバリPayPayを使ってるんです。
導入はめっちゃカンタンです!
PayPayは公式サイトから申し込むと、1週間ほどで「QRコードステッカー」が届きます。
<PayPayのQRコードステッカー>
あとは、お客様にQRコードをスマホで読み取ってもらい、金額を入力してもらうだけで、その場で決済が完了!!
審査に通過できるポイントさえ押さえれば、最短スピードで約1週間でスタートできます。
なので、まず1分で完了する「仮申し込み」を先に済ませておくと、スムーズです(名前やメールアドレスなど入力するだけ!)
実店舗がなくてもPayPayは導入できる!
「お店を持っていない自分でもPayPayって導入できるの?」
そんな風な不安を持つ方も多いですよね。でも、安心してください!!
PayPayは実店舗がなくても、個人で事業活動している方でも導入できます。
たとえば、以下のような業種の方が、実際にPayPayを使ってPayPayを導入しているんです↓↓
<個人でPayPay導入している実例>
- 出張ネイリスト
- マッサージ師・整体師
- フリーランスのカメラマンやデザイナー
- 自宅サロンや教室(英語・ピアノ・書道など)
- ココナラやSNS経由でサービスを販売している方
- マルシェ・イベント出店・キッチンカー
PayPayは上記のような「お店を持たない働き方」をしている個人事業主やフリーランスの方々も導入しているので、安心して申し込んで大丈夫です。
PayPayのQRコードステッカーだけで、決済完了というシンプルさも、個人での運用にぴったりです。
「店舗がない=PayPayが導入できない」という思い込みは不要ですので、安心してください。
最初の申込画面は「個人事業主の方」を選べばOK
まず、PayPayの申込みの最初の画面は「個人事業主」または「法人」に分かれています↓
個人なら、この「個人事業主の方」から申し込めばOKです。
ちなみに、もし、今、お手元に開業届がなくても大丈夫です。
PayPayの申し込み書類には「開業届」は必要ないんです。
なお、開業届の届け出が済んでいないのであれば、あとから税務署に届け出ておけば、OKです。(税務署の開業届の手続きは5~10分で完了できます)
PayPayの個人間送金を販売で使っちゃダメ
たとえば、飲み会を割り勘で支払うときにPayPayで幹事さんに送金したりしますよね。
この機能は「個人間送金」と言います。
この機能を使って、商品販売の代金を受け取ることは、PayPayの規約で禁止されています↓↓
第7条 PayPay残高アカウントの利用にあたっての禁止事項(7)
当社のサービス(PayPay残高またはPayPay残高アカウントの利用を含むがこれに限りません)を、営利の目的その他、サービスの提供の趣旨に照らして本来の目的とは異なる目的で利用する行為
なので、「個人の販売だからちょっとくらい良いだろう」と軽い気持ちで、個人間送金を使って、商品販売の代金を受け取ってはいけません(←思わぬトラブルになりかねません)。
個人であっても、商品販売にPayPayを使うのであれば、必ずPayPay公式ページから「加盟店登録」することが必要なので、注意してくださいね。
個人でも審査にスムーズに通るための3つのコツ
PayPayの導入には審査があります。
ただ、身構える必要は全然ありません。個人であっても、審査に通過できるので、安心して大丈夫です。
最短で導入したいなら、次の3つのポイントを押さえておくのがオススメです↓↓
屋号(事業名)を作っておこう
申込時には「屋号(やごう)」の入力欄があります。
屋号とはお店の名前のことです。
たとえば
- 「○○ネイル」
- 「出張整体○○」
- 「○○フォトグラフィー」
など、シンプルでOKです。
正式な登録は不要で、自由に決めて大丈夫です。
「屋号=ビジネスとしての信頼感」が伝わるため、記入するだけで審査に通りやすくなる傾向があります。
本人確認書類は有効期限&鮮明さに注意
本人確認書類として使えるのは、以下です↓↓
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 在留カードおよび特別永住者証明書
- 日本国パスポート※
- 各種健康保険証※
※日本国パスポートや健康保険証には、公共料金領収書(電気・ガス・水道など)や住民票などの補完資料も必要です。
提出時は、ピンぼけ・反射・切れなどに注意し、スマホできれいに撮影しましょう。
また、有効期限が切れていないか・現住所と一致しているかも重要なチェックポイントです。
営業の実態がわかる情報を用意しよう
PayPayの審査の主な目的は”不正利用”を防ぐことなんです。
だから、あなたが健全な営業していることをしっかり伝えることが大切です。
具体的には以下のようなものを準備しましょう。
- 商品販売しているホームページ
- STORES、BASE、ココナラなどの出品・販売ページ
- 販売活動の写真(お客様対応の様子など)
- 商品販売のチラシや価格表
上記をできるだけ揃えると、審査のときの信頼度が上がります。
この3つのコツを意識すれば、実店舗がない個人でもスムーズに審査してくれます。
【実践編】PayPay導入の流れ(最短で始めたい人向け)
「できるだけ早くPayPayを使い始めたい」
「でも、具体的にどう申し込めばいいの?」
そんな方のために、PayPayをスムーズに導入する手順を解説していきましょう。
申込み自体はとてもカンタンで、以下の3ステップ↓↓
<PayPay申込手順>
- 仮申し込み
- 本申込み
- スタートキット到着
✅ Step1:仮申し込み(1分で完了)
まずは、PayPay公式サイトから仮申込みを行います。
必要な入力項目は以下のとおりで、とてもシンプルです↓↓
- 氏名
- メールアドレス
- 屋号名
- 電話番号
入力は1分で完了します。
仮申し込みが完了すると、すぐに登録したメールアドレス宛に「本申込みフォームの案内」が届きます。
✅ Step2:本申し込み(情報入力+書類アップロード)
次に、本申し込みフォームから以下の情報を入力・アップロードします。
- 本人確認書類
- 銀行口座情報
- 販売実態の分かる画像やSNSのURL
では、1つずつ解説しましょう。
本人確認書類
以下のいづれか1点あればOK↓↓
| 本人確認書類 |
| ・運転免許証 ・在留カードおよび特別永住者証明書 ・マイナンバーカード ・日本国パスポート※ ・各種健康保険証※ |
※「日本国パスポート」または「各種健康保険証」を使う場合は、追加で以下のいずれか1点が必要です↓↓
| 追加書類 |
| ・公共料金領収書 (電気・ガス・水道など) ・住民票記載事項証明書 ・住民票写し |
銀行の口座情報
以下の銀行口座情報があればOKです↓↓
| 銀行の口座情報 |
| ・金融機関名 ・支店名 ・預金種別 ・口座番号 ・口座名義人 |
販売実態が分かる画像
実店舗がない場合は販売実態がわかる画像をアップロードします。
たとえば、イベント販売なら以下のとおり↓↓
| イベント販売の画像 |
| ・イベント販売のブースの画像(外観)1枚 ・イベント販売での商品の画像(内観)1枚 |
もし、販売実態の画像がないということであれば、以下を準備しましょう
| お店の画像 |
| ・自宅兼事務所の画像(外観)1枚 ・商品の陳列の画像(内観)1枚 ・ホームページやInstagramのURL(チラシやメニュー表など) |
自宅を「自宅兼事務所」として位置付けて、自宅の玄関に屋号を貼り付けて撮影しましょう。
屋号が分かるように玄関の全景をしっかり撮ります。
あとは、商品をテーブルに陳列して、内観として撮影します。
さらに、ホームページやInstagramなどの販売実態の分かるURL、または、チラシやメニュー表、価格表をスマホで撮影して提出すればOKです。
PayPayの事務局としては、不正利用を防ぎたいのが、審査の目的なんです。
だから、個人の事業として、健全な営業をしていることを証明することが大切!
とにかく、健全な営業をしていることを証明できる画像や資料を複数、準備して補完するのが良いですね。
例えば、出店イベントのURLや、ハンドメイド作品を販売しているHPなどで補完して、健全性を証明すれば、ペイペイの審査は大丈夫です。
これで、本申込み完了です!!
✅ Step3:スターターキット(QRコード)到着
審査に通過すると、約1週間で「スターターキット」が郵送で届きます。
キットの中には以下が含まれています↓↓
- スタートガイド
- 自立型QRコードステッカー
- 店頭用ステッカー
- リーフレット など
<スタートキット(参考画像)>
QRコードステッカーを、お客様に読み取ってもらえば、すぐにPayPayでの決済ができます。
お客様がスマホで読み取り、金額を入力して送金する仕組みなので、機器は何もいりません。
✅ 補足:審査期間はどれくらい?
申請から最短で1週間でスタートキットが届きます。
ただし、入力した情報に不備があったり、書類の提出が遅れると時間がかかる場合があります。
事前に必要な書類や写真を用意しておくことで、最短での導入が可能になります。
PayPayの導入は、驚くほどカンタンです。
個人でもカンタンに導入できるので、思い立った今がチャンスですよ。
PayPayの使い方
では、ここで、PayPayの使い方をサクッと解説しておきますね。
<PayPay決済手順>
❶お客さんがPayPayのQRコードを読み取る
❷お客さんがご自身のスマホでお会計額を入力する
❸お会計の金額を確認する。
これだけで決済が完了できます!!
めっちゃカンタンですよね。
現金のやりとりが一切ないので、お釣りを用意する必要も、受け取りミスの心配もありません。
今は、キャッシュレス派のお客さんが多いので「PayPayが使えるならぜひお願いしたい」とPayPayが使えることをキッカケに集客につながることも多いです。
なので、個人で開業するなら、PayPay対応しておくのは、めっちゃおすすめです。
PayPayのコスト
では、PayPayのコストについてもサクッと解説しておきましょう。
初期コスト
PayPayは、導入一時金も加盟料も0円。
つまり、初期コストは完全に0円です。
さらに、レジやカードリーダーなどの機器も不要なので、機器代も0円!
「できるだけコストをかけずに始めたい」という個人で事業をしている方にはぴったりですね!!
月額基本料
月額基本料も 0円(固定費ゼロ)。
個人の事業の場合、売上が少ない月があると思いますが、固定費が発生しないので、安心です。
決済手数料
PayPayのコストは、決済した時だけに手数料がかかるだけです。
決済手数料は「1.98%」です。
では、決済手数料の例をあげますね。
1,000円の商品をPayPayで決済した場合です。
<決済手数料の例>
1,000円×1.98%=19円
どうですか?
めっちゃ安いですよね。
PayPayの手数料は、キャッシュレス決済の中でも最安水準。
このくらいのコストで、現金いらずのキャッシュレス決済ができるなら、かなりお得です。
そして、PayPayを使えるなら「この商品を買おう!」とか「このサービスを使おう!」という集客効果もあります。
PayPayマイストアプランは加入なしでもOK
ちなみにPayPayには「PayPayマイストアライトプラン」と「PayPayマイストア制限プラン(基本プラン)」の2つの料金プランがあります↓↓
「PayPayマイストアライトプラン」は「PayPayマイストア制限プラン」より機能が拡張されます。
具体的にはこんな感じ↓↓
| PayPay マイストア ライトプラン |
PayPay マイストア 制限プラン |
|
| ストアページ管理 | 〇 | 〇 |
| お知らせ記事の投稿 | 〇 | 〇 |
| PayPayクーポンの利用 | 〇 | × |
| PayPayスタンプカードの利用 | 〇 | × |
| 各サービスの利用分析 | 〇 | × |
「PayPayマイストアライトプラン」は、クーポンが使えたり、スタンプカードは使えるようになり、決済手数料が1.6%になりますが・・・
でも「PayPayマイストアライトプラン」は、加入3か月目から月額基本料が必要になるんです。こんな感じです↓↓
| PayPay マイストア ライトプラン |
PayPay マイストア 制限プラン |
|
| 初期コスト | 0円 | 0円 |
| 月額基本料 | 1,980円 (2か月無料) |
0円 |
| 決済手数料 | 1.60% | 1.98% |
「ライトプラン」は機能が充実していて、クーポンやスタンプカードの発行もできますが、
3か月目以降は月額1,980円の固定費がかかります。
個人で事業を始めたばかりだと、月額1,980円はちょっと負担ですよね。
なので、最初は「PayPayマイストア制限プラン」で申し込むのがオススメです。
PayPayの運用に慣れて、クーポンやスタンプカードを発行したくなったら、あとから「マイストアライトプラン」に加入すればOKです!
まとめ
今回は、実店舗がない個人でもPayPayを導入できるのか?についてまとめました。
結論としては、お店がなくてもPayPayは導入できます!
出張ネイリストさんやマルシェ出店のハンドメイド作家さん、自宅で教室をしている方などもバリバリPayPayを使っています。
PayPayは、公式サイトから申し込むと、最短1週間ほどで「QRコードステッカー」が届きます。
あとは、そのQRコードをお客様に読み取ってもらい、金額を入力してもらうだけで決済完了。
申込みは、名前やメールアドレスなどの簡単な入力だけで1分で完了。審査のポイントさえ押さえれば、個人でもスムーズに導入できます。
申込みは以下の公式サイトからのみです↓↓
