僕の友だちが観光地でアイスクリーム専門店を開業するんですが、決済端末についてPayPayとPayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)で迷っているそうです。
そんな彼から「PayPayとPayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)は併用できるの?」と聞かれました。
そこで、今回、PayPayとPayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)は併用できるのか?について調べてみました。
まず、結論から言うと、PayPayとPayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)は併用できません。
PayPayを先に導入している場合、PayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)に移行したら、PayPayのQRコードステッカーは停止されます。
PayPayは、初期コスト0円、月額基本料0円、決済手数料は1.98%と格安です。
ただし、クレジットカードや電子マネーの決済はできないです。
一方、PayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)は、PayPayだけでなく、クレジットカードや電子マネーに対応してますので、お客さんのいろんな決済ニーズに対応できます。
デメリットは、月額基本料1,980円がかかりますし、決済手数料は2.80%、3.24%かかります。
なので、どちらにするか迷っているなら、最初にPayPayを導入して、使い勝手やコストの状況などの様子を見てPayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)に切り替えるのがオススメです。
とはいえ、PayPayとPayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)について、気になるところだと思いますので、以下にそれぞれのサービス内容を解説しますね。
PayPay
まず、PayPayのサービス内容を解説していきましょう。
PayPayに必要な機器
ペイペイをお店に導入するときに機器は必要ありません。
PayPayに申し込むと、QRコードステッカーが届くので、お店のレジ横に置くだけ。
お客様はスマホでスキャンすれば決済できるので、お店は何の機器も必要ないです!
では、お店側のPayPayの使い方を解説しましょう。
<PayPay決済手順>
❶お客さんがペイペイステッカーのQRコードを読み取る
❷お客さんが会計の金額を入力する
❸お店が会計の金額を確認する。
これだけで決済が完了できます。
ペイペイならお釣りの受け渡しがないので、お会計の時間が短縮できるし、お釣りの間違えもありません。
なので、PayPayをお店に導入するのはめっちゃオススメです。
売上金の確認はスマホアプリで行う
PayPayで決済した売上金の確認は、スマホアプリで行います。
お手元のスマホに「PayPay店舗用アプリ」(もちろん無料アプリ)にダウンロードすればOK。
ちなみにスマホは、iPhoneでもアンドロイドでもOKです。
<PayPay店舗用アプリ>
PayPay for Business
このアプリで、毎日のペイペイの売上金を確認したり、入金情報を確認すればOKです。
なので、PayPayってメッチャ簡単に導入できるんです。
PayPayはレシートプリンターは不要
ペイペイを導入するときに気になるのが、レシートプリンター。
実はペイペイには、レシートを印刷する機能がありません。
なので、お客さんからレシートが欲しいと言われたら、お客様自身のスマホで履歴を確認をしていただけばOKです。
もし、紙の領収書が欲しいと言われたら、100均の領収書に手書きしてお渡ししましょう。
レシートプリンターは不要なので、余計な機器コストが発生しないのが、PayPayの良いところです。
PayPayのコスト
PayPayを導入したときのコストを解説しましょう。
初期コスト
PayPayは、導入一時金や加盟料は0円。
つまり、
初期コストは0円です。
機器も必要ないので、機器コストも0円。
なので、ノーリスクで申込みできます。
月額基本料
PayPayの月額基本料は0円。
つまり、固定費0円です。
決済手数料
PayPayのコストは、決済した時だけに手数料がかかるだけです。
決済手数料は「1.98%」です。
では、決済手数料の例をあげますね。
1000円の商品をPayPayで決済した場合です。
<決済手数料の例>
1,000円×1.98%=19円
どうですか?
めっちゃ安いですよね。
お店の経営は、いかにコストを抑えるのが大切ですよね。なので、固定コストがかからないPayPayはめっちゃオススメです。
PayPayマイストアプランは加入なしでもOK
ちなみにPayPayには「基本プラン」と「PayPayマイストアプラン」の2つのプランがあります。
「PayPayマイストアプラン」は「基本プラン」より機能が拡張されます。
具体的にはこんな感じ↓↓
PayPay 基本プラン |
PayPay マイストアプラン |
|
ストアページ管理 | 〇 | 〇 |
お知らせ記事の投稿 | 〇 | 〇 |
PayPayクーポンの利用 | × | 〇 |
PayPayスタンプカードの利用 | × | 〇 |
各サービスの利用分析 | × | 〇 |
正直言って、あんまり必要のない機能ばっかりですよね。
このプランに加入すれば、決済手数料が1.6%になりますが・・・
でも「PayPayマイストアプラン」は、加入4か月目から月額基本料が必要になるんです。
こんな感じです↓↓
PayPay マイストアプラン |
基本プラン | |
初期コスト | 0円 | 0円 |
月額基本料 | 1,980円 (3か月無料) |
0円 |
決済手数料 | 1.60% | 1.98% |
月額基本料1,980円は、ちょっと高いですよね。
なので、コストを抑えるなら「PayPayマイストアプラン」に加入する必要はありませんよ。
入金サイクル
入金サイクルは、当月末締めで、翌月払いです。
入金日は、指定した金融機関によって違います↓↓
金融機関 | 締め日 | 入金日 |
paypay銀行 | 当月末 締め |
翌日 (翌月1日) |
その他金融機関 | 当月末 締め |
翌月の第2営業日 |
ゆうちょ銀行 | 当月末 締め |
翌月の第4営業日 |
図で表すとこんな感じ↓↓
大手のPayPayなので、入金は安心ですね。
振込手数料
どの金融機関を指定しても振込手数料0円です。
振込手数料が0円なのは、余計なコストがかからなくて良いですね!
早期振込サービス(都度)
急に売上金が必要な場合は「早期振込サービス(都度)」があります。
PayPay店舗用アプリからの申請したら、翌日に振込されます。ちなみに、振込金額はいくらでも大丈夫です。
振込日 | 都度振込手数料 | 振込手数料 |
申請の翌日 | 0.38% | PayPay銀行20円 その他の金融機関200円 |
「今月はキャッシュフローが心配!」という時は、この「早期振込サービス(都度)」を使いましょう。
早期振込サービス(自動)
売上金が設定金額以上になったら、自動的に翌日振込するサービスがあります。
名称は「早期振込サービス(自動)」。
これは、売上金10万円以上などで設定しておけば、その売上金になったら、振り込まれるサービスです。
振込日 | 自動振込手数料 | 振込手数料 |
設定額到達の 翌日 |
0.38% | PayPay銀行20円 その他の金融機関200円 |
定期的にキャッシュが欲しい場合は、このサービスもめっちゃ便利ですね!
PayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)
つぎにPayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)のサービスを解説していきましょう。
導入に必要な機器
PayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)の端末は、オールインワン決済端末なので、レシートプリンターや通信機能(SIM)が内蔵されています。
なので、レシートプリンターやWI-FI機器を別途購入する必要がないんです。
機器は、PayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)の端末1台だけあればOK!!
PayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)の端末は、PayPay公式ページから申し込めば、端末代金78,800円が0円になります!
なので、PayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)を導入するばら今が大チャンスですネ!
使える決済ブランド
PayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)で使える決済ブランドはめっちゃ多いです。
以下にくわしく解説していきましょう。
クレジットカード
PayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)で使えるクレジットカードは以下のとおり↓
QRコード
PayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)で使えるQRコードは以下のとおり↓
なお、WeChat Payは法人のみ申込可能です。
電子マネー
PayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)で使える電子マネーは以下のとおりです。
→公式サイトからPayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)に申し込む
PayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)の電子マネーは、オプション扱いになっていますので、別途月額費用が発生します。
コストについては後ほど詳しく解説しますね!
PayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)のコスト
PayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)はPayPay公式ページから申し込むと、特別セットプランが適用されます。コストはこんな感じです↓↓
では、1つずつ解説していきましょう。
初期コスト
導入一時金や加盟料は0円。
なので、初期コスト0円です!
機器コスト
機器は、PayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)専用端末だけ!
今なら専用端末の費用78,800円が0円。
この専用端末にはレシートプリンターは内蔵されているし、4G通信も内蔵されてます。
なので、レシートプリンターは不要だし、WI-FI機器も要りません。
だから、機器は何も買う必要はなし!
つまり、機器コストは0円です!
月額コスト
月額基本料金4,000円ですが、PayPayセットプランなら1,980円/1台です。
なので、PayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)を開始するなら、今がチャンスですね!
決済手数料
では、決済手数料を解説していきましょう。
クレジットカード決済
クレジットカードの決済手数料は以下のとおりです。
決済ブランド | 特別セットプラン 決済手数料 |
VISA,Master | 3.24%→2.8% 非課税 |
JCB,AMEX,Diners,discover | 3.24% 税別 |
銀聯 | 3.24% 非課税 |
PayPay公式ページから申し込むとVISA、Masterの決済手数料が安くなるので、オススメですね!
QRコード決済
QRコードの決済手数料は以下のとおりです。
決済ブランド | 特別セットプラン 決済手数料 |
PayPay | 3.24%→2.8% 税別 |
aupay,d払い,メルペイ,楽天ペイ, j-coinpay |
3.24%→2.95% 税別 |
Alipay,wechatpay,銀聯QR, JKOpay |
3.24% 非課税 |
こちらもPayPay公式ページから申し込むと特別プランが適用されて、決済手数料が安くなりますね!
電子マネー決済(オプション)
電子マネーはオプションになっているので、月額費用と決済手数料がかかります。
こんな感じ↓↓
電子マネー月額基本料 | |
電子マネー利用月額費用 | 1,020円/1台 |
決済ブランド | 決済手数料 |
交通系電子マネー,楽天edy, nanacp,waon,iD |
2.95% 税別 |
QUICKpay | 3.24% 税別 |
決済手数料の例
では、決済手数料の例をあげますね。
1000円の商品をVISAカードで決済した場合です。
<決済手数料の例>
1000円×2.8%=28円
どうですか?
めっちゃ安いですよね。
PayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)は、決済手数料が相場より安く設定されています。
なので、ランニングコストを抑えるならPayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)はオススメです!
→公式サイトからPayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)に申し込む
PayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)の使い方
では、PayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)を操作してみましょう。
PayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)の操作はめっちゃカンタンです!
では、QRコード決済の操作をしてみましょう。
➊メニューから「QRコード決済」タップ
❷お客様のスマホを読み取る
❸レシートプリンターを印刷する
これで決済完了です!
めっちゃカンタンですよね。
操作性も良いから、アルバイトさんやパートさんでもすぐに覚えることができますよ。
→公式サイトからPayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)に申し込む
入金サイクル
PayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)の入金サイクルは月2回です。
・当月15日締め:当月末振込
・当月末締め:15日振込
振込手数料
振込手数料は0円です。
振込手数料が有料の決済端末が多い中、0円はありがたいですね!
PayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)の導入の流れ
PayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)の導入は以下の4ステップです。
- STEP1 申込
- STEP2 加盟店審査
- STEP3 端末発送
- STEP4 初期設定・利用開始
では、くわしく解説していきましょう!
ステップ1 申込み
申込画面から店舗情報などを入力します。
ステップ2 加盟店審査
ネットから申し込むと審査が開始されます。
ステップ3 端末発送
審査に通過したら端末が発送されます。
ステップ4 初期設定・利用開始
届いた端末を初期設定して、利用開始です!
トータルで約1か月程度で、利用開始できます!(ただし、電子マネーの申込みは別途となります)。
→公式サイトからPayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)に申し込む
まとめ
今回、PayPayとPayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)は併用できるのか?についてまとめました。
まず、結論としては、PayPayとPayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)は併用できません。
PayPayを先に導入している場合、PayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)に移行したら、PayPayのQRコードステッカーは停止されます。
PayPayは、初期コスト0円、月額基本料0円、決済手数料は1.98%と格安です。
ただし、クレジットカードや電子マネーの決済はできないのがデメリット。
一方、PayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)は、PayPayだけでなく、クレジットカードや電子マネーに対応してますので、お客さんのいろんな決済ニーズに対応できます。
デメリットは、月額基本料1,980円がかかりますし、決済手数料は2.80%、3.24%かかります。
なので、どちらにするか迷っているなら、最初にPayPayを導入して、使い勝手やコストの状況などの様子を見てPayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)に切り替えるのがオススメですネ。
ペイペイの申込みは以下の公式サイトからのみとなります。