僕の妻の友だちがハンドメイド作家で、イベント出店することになりました。
PayPayを急いで導入したいようですが、彼女から「開業届持ってないんだけど、PayPayの審査のとき、必要じゃないの?審査に通過できるかな?」と心配顔で聞いてきました。
そこで、今回、PayPayの導入審査に開業届は必要なの?について調べてみました!
今回、PayPayのサービスデスクに聞いてみたのですが、PayPayの導入審査で開業届が必要とは言われませんでした。なので、開業届がなくても、PayPayは導入できます。
開業届がないからPayPayの審査に通らないかも・・と心配している方は、安心して申し込んで大丈夫です。
実は、法律上は、事業を開始したらその日から1カ月以内に開業届を提出するように義務づけられてます。
でも、主婦でハンドメイド作家さんなどでは、開業届を出していないケースもありますよね。
開業届の提出の「義務」はありますが、提出していなくても罰則はないので、ご安心を!
では、以下にPayPayの導入に必要な書類や申込手順をくわしく解説していきます。
PayPayの申込みに開業届はいらない
まず、再度、言いますが、PayPayの導入審査では、開業届の提出は不要です。
だから、開業届がなくても、PayPayは導入できます。
なので、「開業届持っていない!」という方もPayPayに申し込んで大丈夫です。
PayPayの申込みに必要な書類
では、PayPay導入にあたって、必要な書類を解説していきましょう!
まず、PayPay導入手順をざっくり説明します。
PayPayの導入手順
導入手順は、めっちゃカンタンで、以下の3ステップ↓↓
- PayPay公式ページで「仮申し込み」
- メールが届き、専用フォームで「本申込み」
- PayPayスタートキットが届く
たったこれだけです!!
まず、❶PayPayの「仮申し込み」では、書類は必要ありません。
なので、まずは、先に仮申し込みしてしまうのが、時間短縮になりますよ。
専用フォームで必要な書類
仮申し込みしたら登録したメールアドレス宛にメールが来ます。
そのメールのURLをクリックして専用フォームを開き、必要書類をアップロードします。
必要書類は以下のとおりです↓↓
<必要な書類>
❶ 本人確認書類
❷ 銀行の口座情報(入力のみ)
❸ お店等の画像
❹ 法人番号(法人の場合)
❺ 許可証(一部の業種のみ)
ご覧の通りで「開業届」はありませんので、安心してください。
では、必要書類を1つずつ解説しましょう。
本人確認書類
以下のいづれか1点あればOK↓↓
本人確認書類 |
・運転免許証 ・在留カードおよび特別永住者証明書 ・マイナンバーカード ・日本国パスポート※ ・各種健康保険証※ |
※「日本国パスポート」または「各種健康保険証」を使う場合は、追加で以下のいずれか1点が必要です↓↓
追加書類 |
・公共料金領収書 (電気・ガス・水道など) ・住民票記載事項証明書 ・住民票写し |
銀行の口座情報
以下の銀行口座情報があればOKです↓↓
銀行の口座情報 |
・金融機関名 ・支店名 ・預金種別 ・口座番号 ・口座名義人 |
お店の画像
お店の画像は以下1枚ずつ必要です。スマホで撮ればOKです。
お店の画像 |
・お店の内観(1枚) ・お店の外観(1枚) |
イベント販売の場合
もし、お店を持っていない場合でイベント販売のみ使う場合は、以下を準備すればOKです↓↓
画像 |
・イベント販売のブース全体 ・イベント販売のの商品陳列 |
さらに、お店もないし、過去のイベント販売の画像も残っていない!という場合は、以下を準備すればOKです↓↓
画像 |
・自宅の玄関の画像(屋号を貼って撮ると尚可) ・商品を自宅のテーブルに並べた画像 |
PayPayが審査する最大の理由は、悪意のある業者の不正利用を防止することなんです。
なので、健全な営業活動をしていることをしっかり証明すれば、審査は通過できます。
法人番号
法人であれば、法人番号が必要になります。
許可証
以下の業種に該当する場合のみ、以下の許可証等が必要です。
コピーではなく、原本を画像ファイル(jpg,gif,png形式)で準備します。
業種 | 許可証等 |
中古品、リサイクル品、古物の取り扱い有 | 古物商許可証 |
施術所に該当 (鍼灸院、治療院、接骨院・整骨院) |
開設届出済証明書 |
旅行代理店に該当 | 旅行業登録票 |
医療相談、法律相談を行なっている | 資格認定証/登録証 (社会福祉登録証、精神保健福祉登録証、弁護士身分証明書など) |
運行代行業 | 自動車運転代行業認定証 |
特定継続的役務に該当 ※学習塾/家庭教師/語学教室/エステティック/美容医療/パソコン教室/結婚相手紹介サービス |
法人:決算書(3期分) 個人:青色申告書(決算書3期分)+確定申告書の写し |
宝くじ/公営競技に該当 | 主催者からの販売委託契約書の写し (※主催者で無い場合) |
保険業(保険代理店)に該当 | 代理店委託契約書または2名分の保険募集人資格登録証/合格証 |
興行チケット販売業に該当 | 古物商許可証(二次販売の場合) チケット不正転売禁止法遵守の同意書※ ※申込受付後に別途所定のフォーマットの連絡があります。 |
商品券・プリペイドカード・交通乗車券販売業に該当 | 古物商許可証(二次販売の場合) |
PayPayの申込みに必要な書類は以上です。
PayPayは、個人事業主でも法人でも審査に通ります。
PayPay側としては、ペイペイを広く使ってほしい反面、不正利用を防止したいんです。
なので、お店が健全に営業していることを証明することが大切です。お店が健全に運営されていれば、審査は通りますよ。
さぁ、早速、ペイペイに申込んで見ましょう。
PayPay加盟店の申込手順
PayPayをお店に導入するときの申込みは、1分でカンタンにできます。
もちろん、スマホからでも申し込めます。
申込手順は以下の3ステップ
- 公式ページから仮申し込み
- 専用フォームから本申込み
- PayPayスタートキットが届く
では、1つずつ解説しましょう。
公式ページから仮申込み
まず、PayPay公式ページから仮申し込みを行います。
仮申込フォームの入力項目はめっちゃ少ないです。
以下の項目を入力するだけで完了です↓↓
<入力項目>
・氏名
・メールアドレス
・電話番号
・住所
・法人名または屋号
これだけなので、仮申し込み1分で完了です。
仮申込みの入力フォーム画面はこんな感じ↓↓
本申込フォームの入力
申込フォームで登録したメールアドレス宛に案内メールが届きます。
案内メールのURLをクリックして本申込(審査情報入力)フォームを開いて、先ほどの書類をアップロードすれば、申込完了です。
審査に通過すると以下「ご利用開始のお知らせ」メールがきます↓↓
PayPayスタートキットの到着
本申込み完了後、約1週間程度で「PayPayスタートガイドとスタートキット」が届きます。
この「スタートガイド」の内容に沿って「QRコードステッカー」を組み立てましょう。
QRコードステッカーを組み立てたら、レジ横に置けば、準備完了です!
だから、PayPayは、申込みから約1週間でスタートできちゃいますよ。
「PayPay for Business」にログインする
PayPayで決済した売上金の確認などは、管理サイト「PayPay for Business」から行います。
<管理サイト PayPay for Business>
PayPayに登録したメールアドレスと新たにログインパスワードを設定すれば、ログインできます。
ログインしたら、口座情報やお店情報に間違えがないか確認しておきましょう。
そして、売上金の確認などは、スマホアプリ「PayPay for Business」からでもできます。
なので、スマホアプリをダウンロードしておくのがオススメです(スマホはiPhoneでもアンドロイドでも大丈夫です)。
<PayPay店舗用アプリ>
PayPay for Business
このアプリで、毎日のペイペイの売上金を確認したり、入金情報を確認すればOKです。
PayPayで決済する
全ての準備が完了しましたので、PayPayで決済してみましょう。
<PayPay決済手順>
❶お客さんがペイペイステッカーのQRコードを読み取る
❷お客さんが会計の金額を入力する
❸お店が会計の金額を確認する。
たったこれだけで決済が完了できます。
ペイペイならお釣りの受け渡しがないので、つり銭の間違えもないです。
手順もカンタンなので、すぐに決済できるから、PayPayはめっちゃオススメです。
まとめ
今回、PayPayの導入審査に開業届は必要なの?ない場合はどうする?についてまとめてみました。
結論としては、PayPayの導入審査で開業届の提出はありません。
「開業届がないから、PayPayの審査に通らないかも・・」と心配している方は、安心して申し込んで大丈夫です。
PayPayの仮申込みは、1分で終了しますので、まずは申し込んでしまうのが良いですよ!