僕の友だちが繁華街で小さな居酒屋を開業するんですが、PayPay決済を導入する予定だそうです。
そんな彼から「PayPay決済を導入するつもりだけど、事前に返金処理を知っておきたいから教えてほしい」と言われました。
そこで、今回お店でのPayPayの返金処理について調べてみました。
実は、PayPayの返金処理はむずかしくないんです!
スマホアプリ「PayPay for Business」からカンタンに返金処理ができちゃいます。
<PayPay店舗用アプリ>
PayPay for Business
アプリで、返金したい取引を検索して「全額返金」または「一部返金」を選択します。
そのあと、返金したい取引と金額に間違いがないかを確認して、「返金を確定する」をタップすれば、完了です(←たったこれだけです)
ちなみに、返金処理した後、リアルタイムでお客さまに返金されます。
もちろん、お店側の決済手数料も返金されます。
なので、返金処理はカンタンにできるので、安心してペイペイを導入して大丈夫ですよ。
とはいえ、PayPayの返金処理について気になるところだと思いますので、以下にくわしくまとめてみました!
PayPayの返金手順
では、早速、PayPayの返金処理を解説しましょう。
ペイペイの管理サイト「PayPay for Business」またはスマホアプリ「PayPay for Business」の取引メニューから返金処理ができます。
では、手順を1つずつ解説していきます。
➊「取引」メニューの画面下段にある「履歴」の「期間」を選択します
❷「カスタム」を選択し、指定したい年・月・日を選択したうえで、「適用する」を選択します。
❸該当する決済の取引ステータスが「取引完了」になっていることを確認し、右端の「返金する」を選択します
ここから先は、全額返金と一部返金で返金方法が異なります。
まずは、全額返金の手順を説明しましょう。
<全額返金の場合>
❹返金額を確認し、「確認する」を選択します。
❺内容を確認後、「返金を確定する」を押します。即時で返金処理されるので、返金額を必ず確認してください。
❻返金が完了しましたと表示されます。
「PayPayforBusinessアプリ」の場合、返金完了のプッシュ通知が表示されます
➐返金処理が正しくおこなわれたことを確認してください。
では、つぎに「一部返金」の手順を解説しましょう。
<一部返金の場合>
❹「鉛筆マーク」を押下すると返金額を変更できます。返金したい金額を入力します。
❺返金額を変更後、「確認する」を押します。
❻内容を確認後、「返金を確定する」を押します。
即時で返金処理されますので、返金額を必ずご確認のうえ、確定ボタンを押してください。
➐「返金が完了しました」と表示されます。
PayPay for Businessアプリの場合、返金完了のプッシュ通知が表示されます
❽返金処理が正しくおこなわれたことを確認してください。
どうですか?
カンタンに返金処理できますよね。
なので、PayPayの返金処理は心配する必要ありませんよ。
お客さんにはいつ返金されるの?
原則、キャンセル処理後はリアルタイムで返金されます。
しかしながら、システムの都合上、キャンセル処理完了からお客様への返金まで時差が発生する場合があります。
その場合、以下のPayPayのお問い合わせ窓口へお問い合わせをしましょう。
<PayPayカスタマーサポート窓口>
電話番号:0120-990-634
窓口時間:24時間受付 / 土日祝日を含む365日
返金処理をしたらお店の手数料はどうなる?
返金処理をしたら、もちろんお店の決済手数料も取り消されます。
例えば、100円の支払い分を全額返金した場合、決済手数料分も取り消されるため、加盟店の決済手数料は0円です。
PayPayの返金処理の注意事項
では、PayPay返金処理の注意事項を解説しましょう。
- Alipay決済・HIVEX決済は複数回返金ができないため、返金処理は1回のみです。
- 1度返金をおこなうと、その返金はキャンセルできません。
- 365日前の取引まで返金できますが、返金は可能な限り当日中に対応するのがベターです。
- 深夜帯の返金は、一時的に返金処理に制限をかけている時間があるので、その場合は、しばらく経ってから対応しましょう。
- 振込サイクルによって締めタイミングが異なるため、締めタイミング前までであれば即時返金できます。
- 締めタイミング後は、返金額を上回る売上金があれば、即時返金できます。
- 返金額を上回る売上金がない場合は、ステータスが「返金(内部処理中)」となり、返金額を上回る決済をされた際に返金されます。
- 取引金額内での複数回返金は20回まで可能です。
(例)複数回返金 決済金額:1000円
・1回目:一部返金100円 ※残り返金可能額 900円
・2回目:一部返金500円 ※残り返金可能額 400円
・3回目:一部返金400円 ※残り返金可能額 0円
PayPayのコスト
では、PayPayのコストを解説しましょう。
初期コスト
PayPayは、導入一時金や加盟料は0円。
つまり、初期コストは0円です。
機器も必要ないので、機器コストも0円。
なので、ノーリスクで申込みできます。
月額基本料
PayPayの月額基本料は0円。
つまり、固定費0円です。
決済手数料
PayPayのコストは、決済した時だけに手数料がかかるだけです。
決済手数料は「1.98%」です。
では、決済手数料の例をあげますね。
PayPayで3,000円を決済した場合です。
<決済手数料の例>
3,000円×1.98%=59円
どうですか?
めっちゃ安いですよね。
お店の経営は、いかにコストを抑えるのが大切なので、PayPayはめっちゃオススメです。
マイストアライトプランは加入なしでもOK
ちなみにPayPayには「基本プラン」と「マイストアライトプラン」の2つのプランがあります。
「PayPayマイストアプラン」は「基本プラン」より機能が拡張されます。
具体的にはこんな感じ↓↓
PayPay 基本プラン |
PayPay マイストア ライトプラン |
|
ストアページ管理 | 〇 | 〇 |
お知らせ記事の投稿 | 〇 | 〇 |
PayPayクーポンの利用 | × | 〇 |
PayPayスタンプカードの利用 | × | 〇 |
各サービスの利用分析 | × | 〇 |
正直言って、あんまり必要のない機能ばっかりですよね。
このプランに加入すれば、決済手数料が1.6%になりますが・・・
でも「PayPayマイストアライトプラン」は、加入3か月目から月額基本料が必要になるんです。
こんな感じです↓↓
PayPay マイストア ライトプラン |
基本プラン | |
初期コスト | 0円 | 0円 |
月額基本料 | 1,980円 (2か月無料) |
0円 |
決済手数料 | 1.60% | 1.98% |
売上金の入金サイクル
では、ペイペイの売上金のサイクルについて解説します。
入金サイクル
入金サイクルは、当月末締めで、翌月払いです。
入金日は、指定した金融機関によって違います↓↓
金融機関 | 締め日 | 入金日 |
paypay銀行 | 当月末 締め |
翌日 (翌月1日) |
その他金融機関 | 当月末 締め |
翌月の第2営業日 |
ゆうちょ銀行 | 当月末 締め |
翌月の第4営業日 |
図で表すとこんな感じ↓↓
大手のPayPayなので、入金の遅延は心配ないです。なのでキャッシュフローは安心ですね。
振込手数料
どの金融機関を指定しても振込手数料0円です。
振込手数料が0円なのは、余計なコストがかからなくて良いですね!
早期振込サービス(都度)
急に売上金が必要な場合は「早期振込サービス(都度)」があります。
PayPay店舗用アプリからの申請したら、翌日に振込されます。ちなみに、振込金額はいくらでも大丈夫です。
振込日 | 都度振込手数料 | 振込手数料 |
申請の翌日 | 0.38% | PayPay銀行20円 その他の金融機関200円 |
「今月はキャッシュフローが心配!」という時は、この「早期振込サービス(都度)」を使いましょう。
早期振込サービス(自動)
売上金が設定金額以上になったら、自動的に翌日振込するサービスがあります。
名称は「早期振込サービス(自動)」。
これは、売上金10万円以上などで設定しておけば、その売上金になったら、振り込まれるサービスです。
振込日 | 自動振込手数料 | 振込手数料 |
設定額到達の 翌日 |
0.38% | PayPay銀行20円 その他の金融機関200円 |
定期的にキャッシュが欲しい場合は、このサービスもめっちゃ便利ですね!
PayPayの申込手順
PayPayの申込みは、1分でカンタンにできます。
もちろん、スマホからでも申し込めます。
導入手順は以下の3ステップ
- 申込フォーム入力(仮登録)
- 案内メール受信
- 審査情報入力
では、1つずつ解説しましょう。
申込フォームの入力
申込フォームの入力項目はめっちゃ少ないです。
まず、こちらをクリックしてください→PayPay公式サイト
以下の項目を入力するだけで完了です↓↓
<入力項目>
・氏名
・メールアドレス
・法人名または屋号名
・連絡先電話番号
これで仮申し込みが1分で完了です。
案内メール受信
申込フォームで登録したメールアドレス宛に案内メールが届きます。
審査情報入力
案内メール記載のURLをクリックすると、審査情報の入力フォームがあります。
そこで、以下の書類のアップロードや入力を行います。
❶本人確認書類
❷銀行の口座情報
❸お店の画像
❹法人番号(法人のみ)
では1つずつ解説しましょう。
本人確認書類
以下のいづれか1点あればOK↓↓
本人確認書類 |
・運転免許証 ・在留カードおよび特別永住者証明書 ・マイナンバーカード ・日本国パスポート※ ・各種健康保険証※ |
※「日本国パスポート」または「各種健康保険証」を使う場合は、追加で以下のいずれか1点が必要です↓↓
追加書類 |
・公共料金領収書 (電気・ガス・水道など) ・住民票記載事項証明書 ・住民票写し |
銀行の口座情報
以下の銀行口座情報があればOKです↓↓
銀行の口座情報 |
・金融機関名 ・支店名 ・預金種別 ・口座番号 ・口座名義人 |
お店の画像
お店の画像は以下1枚ずつ必要です。スマホで撮ればOKです。
お店の画像 |
・お店の内観(1枚) ・お店の外観(1枚) |
これで、本申込み完了です!!
めっちゃカンタンですよね♪
PayPayスタートキットの到着
審査情報の入力後、1週間で「PayPayスタートガイドとスタートキット」が届きます。
スタートガイドの内容に沿って、スタートキットを組み立てましょう。
キットの組み立てた後、管理サイトにログインして口座情報や店舗情報などを確認すればPayPayの導入が完了です!!
だから、PayPayは、申込みから約1週間でスタートできちゃいますよ。
まとめ
今回、お店でのPayPayの返金処理についてまとめてみました。
実は、PayPayの返金処理は、スマホアプリ「PayPay for Business」や管理サイトからカンタンに返金処理ができるんです。
<PayPay店舗用アプリ>
PayPay for Business
返金処理はめっちゃカンタンで、返金したい取引を検索して「全額返金」または「一部返金」を選択します。
そのあと、返金したい取引と金額に間違いがないかを確認して、「返金を確定する」をタップすれば、完了です(←たったこれだけです)
なので、返金処理はカンタンにできるので、安心してペイペイを導入して大丈夫ですよ。
PayPayの申込みは以下の公式サイトのみとなります。