僕の妹がイラストレーターなんですが、イラストの有償依頼を受けることが多くなってきたそうです。
そんな彼女から「イラストの有償依頼でオンラインで代金決済できるサービスを教えて」とキャッシュレスに詳しい僕に聞いてきました。
そこで、イラストレーターの有償依頼にオススメのオンラインのキャッシュレス決済サービスを調べてみました。
オススメのオンラインのキャッシュレス決済サービスは以下の2つです↓
<おすすめ>
・STORES決済
・スクエア
ちなみに、2つのサービスともに、クレジットカード決済用のURLリンクを作成して、お客様宛に、eメールやLINE、Instagramなどで送信できます。
例えば、5,000円の料金なら、5,000円のURL決済リンクを作成して、お客様に送信します。お客様は、このURLリンクをクリックして、カード情報を入力すれば、決済できちゃいます。
しかも、スマホのアプリからカンタンに作成・送信できるので、めっちゃオススメです。
ざっくりの特徴はこんな感じです↓↓
STORES決済
月額基本料0円、決済手数料は2.48%です。無料アカウントを作成すると即審査になり、最短2日で利用開始できます。
例:5,000円の代金の場合 → 5,000円×2.48%=124円。
スクエア
月額基本料0円、決済手数料は3.60%です。アカウントを作成すると、即審査となり、最短で即日の利用開始です。
例:5,000円の代金の場合 → 5,000円×3.6%=180円です。
両サービスを比較すると、ほぼ違いはありません。あえて「違い」を言うと、以下のとおりです↓↓
「STORES決済」
→操作画面が分かりやすく、決済手数料2.48%で安い。
「スクエア」
→審査に通りやすい、導入スピードがめっちゃ早い。(即日)
では、以下にくわしく解説していきましょう。
STORES決済
まず、1つ目のオススメは「STORES決済」です。
STORES決済の基本情報
STORES決済の基本事項は以下のとおりです↓↓
項目 | 内容 |
初期コスト | 0円 |
月額基本料 | 0円 |
決済ブランド数 | 6種類 |
決済手数料 | 2.48% |
解約違約金 | 0円 |
必要な機器 | スマホ (タブレット、PC) |
審査期間 | 最短2日 |
審査の通りやすさ | 〇 |
STORES決済では、オンライン決済用のURLリンクをカンタンに作成できます。
流れはこんな感じ↓↓

この決済リンクURLのサービス名は「STORES決済オンライン請求書」といいます。
STORES決済は無料アカウントを作成すると、すぐに審査が開始してくれるので、先にアカウントを作成しておくことをオススメします。
では、STORES決済のオンライン請求書の使い方を解説しましょう。
STORES決済の請求書の使い方
まず、スマホにSTORES決済アプリをダウンロードします。

もちろん、スマホだけでなく、PCのWEBからでも操作はできます。
では、操作してみましょう。
<操作手順>
❶ ホームマークをタップする

❷ 請求書決済をタップする

❸ 請求書決済作成の各項目を入力する
①請求金額
請求金額を入力します。
② 件名
件名を入力します。
③ 支払期限
支払期限を入力します。「今日、7日後、月末、カスタム」から選択します。
④ 備考
お客様へのメッセージが入力できます。
⑤ 決済メモ
お客様に見えないメモを記録できます。
❹ プレビューをタップ

❺ 請求書のプレビューを確認する。

①決済金額
決済金額を確認します。
②カード番号
お客様が記入する欄です。
③カード有効期限とセキュリティコード
お客様が記入する欄です。
④レシートをメールで受け取る
お客様がレシートメールを受け取る時にチェックします。
⑤備考
お店のメッセージを確認します。
確認がOKだったら、作成します。
❻ 「作成する」をタップ

❼ 請求書が完成する。

①URLコピー
決済ページのURLをコピーできます。LINEやeメールに貼り付けてお客様に送ることができます。
②かんたんメール送信
STORES所定のeメールで送信できます。
③QRコード
QRコードをコピーして、LINEやメールに貼り付けます。または、印刷してお客様に渡すこともできます。
STORES請求書の作成はめっちゃ簡単です!!
あとは、生成したURLやQRコードをメールやLINEに貼り付けて、お客様に送るだけ。
もちろん、SMS、Instagram、Facebookなどに貼り付けてもOKです。

お客様に届いたメールやLINEのURLをクリックするとこんな画面になります↓↓
<STORES請求書>

お客様は、この画面でクレジットカード情報を入力すれば決済できます。
STORES決済なら、めっちゃカンタンにオンライン決済できる請求書を発行できます。
→STORES決済公式ページで請求書の作り方の詳細を確認する
STORES決済の決済ブランド
STORES決済のオンライン決済で使える決済ブランドは以下のとおり。
<決済ブランド>

実は、日本国内のクレジットカードのシェアは、VISAとMASTERで8割を占めてます。
なので、この6つのブランドが使えれば、たいていのお客様に対応できますよ。
STORES決済のコスト
では、STORES決済のコストを解説しましょう。
初期コスト
STORES決済の初期コストは0円です。
導入一時金や入会金はありません。
なので、0円でスタートできます。
スマホかタブレットがあればOKです。
他に機器は何もいりません。
月額コスト
STORES決済は以下の3つのプランがあります。
<月額基本料>
通常料金 | フリープラン | スタンダード プラン |
0円 | 0円 | 3,300円(税込) |
<決済手数料>
通常料金 | フリープラン | スタンダード プラン |
Visa/Master/JCB/ AmericanExpress/ DinersClub/Discover 3.24% |
Visa/Master/JCB/ AmericanExpress/ DinersClub/Discover 2.48% |
Visa/Master |
上記の料金プランのうち、イラストレーターにオススメなのは「フリープラン」です。
「フリープラン」は月額基本料0円で、決済手数料は2.48%と安い設定になっています。
「スタンダードプラン」は決済手数料は安いのですが、月額基本料3,300円かかるので、イラストレーターにはオススメできません。
決済手数料の例
では、決済手数料の例をあげましょう。
例えば、お客さまがVISAカードで5,000円決済した場合は、こんな感じ↓
<例:VISAで5,000円決済の場合>
・5,000円×2.48%=124円
めっちゃ安いですよね♪
STORES決済は、固定費0円で使った分しかコストが発生しなので、安心して利用できますね。
STORES決済の特徴
では、STORES決済の請求書の特徴を解説しましょう。
デザインカスタマイズできる
STORES決済の請求書のデザインはカスタマイズできます。


お店のカラーに合ったデザインの請求書を作成できます。
→STORES決済公式ページで請求書カスタマイズの詳細を確認する
多言語への変換ができる
STORES決済の請求書は、作成した請求書とレシートを外国語に自動で翻訳できます!
<対応言語>
英語、繁体字中国語、簡体字中国語、韓国語、タイ語
なので、国内だけでなく海外からのお客様への販売にも使えますね。
STORES決済の入金サイクル
では、STORES決済の入金サイクルを解説しましょう。
STORES決済は「自動入金」と「手動入金」が選べます。
・自動入金・・・月1回(毎月20日)
・手動入金・・・アプリで振込指示して2営業日以内
あと、振込手数料は、こんな感じ↓↓
<自動入金>
・0円
<手動入金>
・売上合計が10万円以上の場合:無料
・売上合計が10万円未満の場合:200円
自分の好きなタイミングで入金できるのが、めっちゃ良いですね!
STORES決済の申込~導入の流れ
STORES決済の申込~審査~開始までの流れは、ざっくり以下のとおり。
<導入の流れ>
❶ 無料アカウント作成
❷ アプリダウンロード
❸ 利用開始
1つずつ説明しましょう
無料アカウント作成
以下の公式ページから無料アカウントを作成します。
入力は、1分で完了しますのでカンタンです。
無料アカウントを作成すると、すぐに審査が開始されます。
審査のスケジュールは、以下のとおり↓↓

決済ブランドごとに審査結果が通知されます。
ちなみに、カードリーダーとは、お店の決済用端末のことです。
なので、オンライン決済しか使わない場合は、申し込まなければOKです。
また、電子マネーやQRコード決済などもお店のリアル決済用のブランドなので、審査に申し込まなければOKです。
アプリのダウンロード
審査に通過したら、スマホにアプリ「STORES決済」をダウンロードします。
<STORES決済>

ダウンロードしなくても、パソコンなら管理サイトからログインして使うこともできます。
利用開始
STORES決済は、VISA・Masterは最短2日で審査が完了します。
なので、申込から最短2日で、オンライン決済ができちゃいます!
Square(スクエア)
では、「Square(スクエア)」から説明していきましょう。
スクエアの基本情報
スクエアの基本事項は以下のとおりとなってます↓↓
項目 | 内容 |
初期コスト | 0円 |
月額基本料 | 0円 |
決済ブランド数 | 6種類 |
決済手数料 | 3.6% |
解約違約金 | 0円 |
必要な機器 | スマホ、PC |
審査期間 | 最短1日 |
審査の通りやすさ | ◎ |
スクエアの最大の魅力は、審査の通りやすさです。
スクエアは無料でアカウントを作成すれば、すぐに審査してくれます。
スクエアは外資系企業なので、幅広くスクエアを使ってほしいコンセプトで運営されています。
なので、スクエアは個人でも審査に通りやすいんです。
スクエアも無料アカウントを作成すれば、すぐに審査してくれますので、先にアカウントを作成しておくことをオススメします。
スクエアの決済リンク付きURL
スクエアの決済リンク付きURLは「オンラインチェックアウト」というサービス名です。
決済リンク付きURLをLINEに貼り付けたら、こんな感じです↓↓
<LINEに貼り付けた場合>

リンクをクリックすると、こんな感じです↓

お客様が決済リンクURLをクリックして、この入力フォームにカード番号や電話番号などを入力すれば、カード決済できます。
スクエアでも、SMS、Instagram、Facebookなどに貼り付けることができます。
スクエアの決済リンク付きURLは、めっちゃカンタンに作れるので、オススメです!
スクエアの決済ブランド
スクエアの決済リンクで使える決済ブランドは以下の6種類です↓↓

お客さまは、上記6種類のいずれかのクレジットカードがあれば、決済できます。
これだけ決済ブランドがあれば、お客様の決済ニーズにバッチリ応えられますね!
スクエアのコスト
では、スクエアのコストを解説しましょう。
初期コスト
スクエアは、導入一時金や入会金はありません。
なので、スクエアの初期コスト0円です。
機器は、スマホかタブレットがあればOKです。
他に何の機器もいりません。
スクエアも導入コスト0円でオンライン決済がスタートできます!!
月額コスト
スクエアは月額基本料0円です。
つまり、固定費0円です。
使った分しかお金がかからないので、安心して導入できます。
決済手数料
月額コストは決済手数料のみ。
決済手数料は3.6%です。
決済手数料の例
決済手数料の例をあげますね。
例えば、お客さまがVISAカードで3,000円決済した場合は、こんな感じ↓
<例:VISAで3,000円決済の場合>
・3,000円×3.60%=108円
どうですか?
安いですよね!!
オンライン決済ができると、有償依頼の注文も増えるので、十分にペイできるはずです。
決済リンク付きURLの作り方
では、スクエアの決済リンク付きURL(オンラインチェックアウト)の作り方を説明しましょう。
<オンラインチェックアウトの手順>
➊スクエアのサイトにログインする

❷お会計リンク作成をタップする

❷お会計リンクの項目を入力する

①名前
②料金
③説明
④画像を貼る
❸決済リンクをコピーする

❹決済リンクをメール(LINE)に貼り付ける

これで、送信すればOKです。
お客さまが、決済リンクをクリックすると以下の画面になります↓↓

お客さまが名前、メールアドレス、カード情報を入力すればお買い上げ完了です。
スクエアは、めっちゃ気軽にオンライン決済ができるので、ホントにオススメです!
→スクエア公式ページで決済リンク付きURLの作り方を確認する
申込~導入~開始の流れ
では、スクエアの申込~導入~開始の流れを解説しましょう。
スクエアの導入の流れは以下の3ステップです!!
<導入の流れ>
- 無料アカウント作成
- アプリのダウンロード
- スクエアの利用開始
1つずつ解説しましょう。
無料アカウント作成
まず、スクエア公式サイトで、無料アカウントを作成すると当日に即、審査してくれます。
審査の流れは、こんな感じです↓↓

スクエアは、決済ブランドごとに順に審査します。
VISA、MASTER、アメックスは、最短当日で審査が通過します。
JCBやダイナースは、3~4日。
電子マネーやQRコード決済は、決済リンク付きURLには使えないので、審査を受けなくてもOKです。
スクエアの審査は、個人でも通過しやすいです。
なので「個人だから審査がちょっと心配だな、、」という方は、スクエアがオススメですね!
アプリのダウンロード
スクエアの審査に通過したら、スマホにアプリ「スクエアPOSレジ」アプリをダウンロードします↓↓

ブラウザでも操作はできるので、スマホアプリでなくても、PCのブラウザでも操作もできます。
利用開始
スクエアは、審査が通過した決済ブランドから取り扱いが開始できるので、VISA・マスター・アメックスなら申込から最短で当日スタートできます。
すぐに利用開始できるのがスクエアの良いところです。
まとめ
今回は、イラストの有償依頼におすすめのキャッシュレス決済サービスについてまとめました。
おすすめは以下の2つです!
<おすすめ>
・STORES決済
・スクエア
どちらも、クレジットカード決済用のURLリンクを作成でき、LINEやメールで送るだけでOK。スマホのアプリから簡単に操作できます。
▼STORES決済
手数料2.48%、審査は最短2日!すぐに始められます。
▼スクエア
手数料3.60%、審査は最短1日!個人でも通りやすいのが魅力です。
2つのサービスともに、クレジットカード決済付きの請求書をeメールやLINEなどで送信できます。
しかも、スマホのアプリからでもオンライン請求書が作成できるので、めっちゃオススメです。
今回、十分調べたうえで、イラストレーターにオススメの決済サービスをご紹介しましたので、上記の2つのいずれかを選べば、大丈夫ですよ。申込みはお早めにどうぞ。