ペイペイ

【PayPay加盟店申込】個人事業主で屋号を持っていない場合はどうすれば良い?

※この記事にはプロモーションリンクがありますが、私の実際の体験や調査に基づき書いてます。

妻の友だちが、フリマ出店でPayPayを導入する予定です。

そんな彼女から「PayPay加盟店の申込フォームに屋号の記入欄があるんだけど、屋号を持っていない場合は、どうすれば良いの?」と質問がありました。

そこで、今回、屋号を持っていない個人が、PayPay加盟店の申込フォームの「屋号」欄はどう記入すれば良いかを調べてみました。

結論から言うと、屋号がなければ、任意の屋号をその場でつけておけばOKです。

PayPay加盟店の申込をすると、個人事業主の屋号を記入する欄があります↓↓

そもそも、屋号は、個人が事業を開始するときに「開業届」を税務署に提出するときに付けるものです。

ただ、屋号がなくても、個人事業を始めることはできるし、確定申告も行うことはできるので、法律上は何の問題もありません。

だから、PayPayの加盟店申込では、法的な根拠のある「屋号」を求められているわけではありません。

申込フォーム用に任意の屋号を入力すればOKです。

PayPay公式サイトから申し込みフォームにすすむ

では、PayPay申込フォームの屋号や申込書類などについて、いろいろ解説していきます。

PayPay申込画面の屋号はどうすればよい?

PayPayの申込フォームで「屋号」を記入する欄があります。

ただ、個人で活動してる場合、実店舗がなく「屋号」がないケースも多いですよね。

また、イベント販売やフリマ販売でPayPayを導入する場合も正式な屋号がないケースも多いはず。

そんな方は「PayPayの申込みフォームの屋号はどうすればよいの?」と迷う方が多いんです。

結論から言うと、屋号がなければ、任意の屋号をその場でつけておけばOKです。

そもそも「屋号」は、個人が事業を開始するときに「開業届」を税務署に提出するときに記入します。

ただ「屋号」がなくて事業をしていても、法律上は何の問題もありません。

だから、PayPayの加盟店申込フォームでは、任意の「屋号」を記入すればOKなんです。

イベント販売で「屋号」を付けているなら、それを記入すればOKですし、その場で、思いついた「屋号」を記入しておいてもOKです。

「屋号」には法的な根拠を求められることはないので、安心して大丈夫です。

なので、まずは以下の公式サイトから仮申し込みをすすめておきましょう。

PayPay公式サイトから1分仮申し込みする

妻の友だちは、最近、ハンドメイド作品の販売でPayPayを導入しました。

屋号なんて考えたこともなかったようで、「どうしよう?」と戸惑っていたのですが、最終的には「◯◯工房」と自分の名前を入れた屋号にしていました。

あくまで申込時の表示用と割り切って、気楽に考えたそうです。

PayPay側から特に問い合わせもなく、そのまま審査も通ったとのこと。

必要以上に構えなくて大丈夫、というのが実感です。

PayPayの申込みに必要な書類

まず、PayPayの導入手順をカンタンにお伝えします。

PayPayの申込は、めっちゃカンタンで、以下の3ステップになっています↓↓

  1. 仮登録
  2. 本登録
  3. 利用開始(PayPayスタートキットが届く)

たったこれだけです。

では、必要書類を解説していきます。

仮登録

まず、PayPayは公式サイトから申し込むと「仮申し込み」になります。

この「仮申し込み」では、書類は必要ありません。

仮登録フォームに以下を入力すればOKです。

<入力項目>
・氏名
・メールアドレス
・連絡先電話番号
・住所郵便番号

本登録

仮申し込みしたらメールが来るので、そのメールのURLをクリックして専用フォームを開き、必要書類をアップロードします。

必要書類は以下のとおりです↓↓

<必要な書類>

❶ 本人確認書類
❷ 銀行の口座情報(入力のみ)
❸ お店の画像
❹ 許可証(一部の業種のみ)

では、必要書類を1つずつ解説しましょう。

本人確認書類

以下のいづれか1点あればOK↓↓

本人確認書類
・運転免許証
・在留カードおよび特別永住者証明書
・マイナンバーカード
・日本国パスポート※
・各種健康保険証※

※「日本国パスポート」または「各種健康保険証」を使う場合は、追加で以下のいずれか1点が必要です↓↓

追加書類
・公共料金領収書
(電気・ガス・水道など)
・住民票記載事項証明書
・住民票写し

銀行の口座情報

以下の銀行口座情報があればOKです↓↓

銀行の口座情報
・金融機関名
・支店名
・預金種別
・口座番号
・口座名義人

お店の画像

お店の画像は以下1枚ずつ必要です。スマホで撮ればOKです。

お店の画像
・お店の内観(1枚)
・お店の外観(1枚)

ただ、この記事を読んでいる方は実店舗を持っていない方が多数だと思います。

実店舗がない場合について、自宅を「自宅兼事務所」という取り扱いにして、以下の画像を準備すればOKです。

イベント販売の画像
・自宅の玄関の画像(1枚)
・商品をテーブルに並べた画像(1枚)

「自宅兼事務所」は自宅の玄関に「屋号」を貼り付ければOKです。

この「屋号」は、その場で思いついた屋号を付ければOKです。

もちろん、イベント販売などで、屋号を付けているなら、それでもOKですよ。

あとは、販売商品をテーブルに並べて撮影しましょう↓↓

あとは、ホームページやチラシなどで、メニューや価格表の画像を提出すればOKです。

PayPay公式サイトで必要書類をチェックする

許可証

以下の業種に該当する場合のみ、以下の許可証が必要です。

逆に以下の職種に該当しなければ、許可書のアップロードは不要です。

業種 許可証等
中古品、リサイクル品、古物の取り扱い有 古物商許可証
施術所に該当
(鍼灸院、治療院、接骨院・整骨院)
開設届出済証明書
旅行代理店に該当 旅行業登録票
医療相談、法律相談を行なっている 資格認定証/登録証
(社会福祉登録証、精神保健福祉登録証、弁護士身分証明書など)
運行代行業 自動車運転代行業認定証
特定継続的役務に該当
※学習塾/家庭教師/語学教室/エステティック/美容医療/パソコン教室/結婚相手紹介サービス
法人:決算書(3期分)
個人:青色申告書(決算書3期分)+確定申告書の写し
宝くじ/公営競技に該当 主催者からの販売委託契約書の写し
(※主催者で無い場合)
保険業(保険代理店)に該当 代理店委託契約書または2名分の保険募集人資格登録証/合格証
興行チケット販売業に該当 古物商許可証(二次販売の場合)
チケット不正転売禁止法遵守の同意書※
※申込受付後に別途所定のフォーマットの連絡があります。
商品券・プリペイドカード・交通乗車券販売業に該当 古物商許可証(二次販売の場合)

PayPayの申込みに必要な書類は以上です。

PayPayは、屋号がない個人でも審査に通ります。

PayPay側としては、PayPayを広く使ってほしい反面、不正利用を防止したいんです。

なので、PayPayを健全な営業に使うことを証明することが大切です。

必要書類を提出して、PayPayを健全に使うことをしっかりアピールすれば、PayPayの審査は通りますよ。

PayPay公式サイトから仮申し込みをすすめる

PayPayスタートキットの到着

審査情報の入力後、1週間で「PayPayスタートガイドとスタートキット」が届きます。

この「スタートガイド」の内容に沿って「QRコードステッカー」を組み立てましょう。

QRコードステッカーを組み立てた後、管理サイトにログインして口座情報などの確認すればPayPayの導入が完了です!!

だから、PayPayは、申込みから約1週間で加盟店としてキャッシュレス決済できちゃいますよ。

PayPay公式サイトから申し込む

僕自身もフリマやハンドメイドマーケットで出店経験がありますが、「屋号」って、ちょっと構えてしまう言葉ですよね。

でも、実際は名前感覚でOK。お客さんとの会話でも「これが私のブランド名なんです」と軽く伝えると、むしろ親しみが湧くことも。

PayPayの申込フォームに記入するだけなら、「◯◯の雑貨店」くらいの感覚で十分。

正式な法人名じゃなくても、活動の雰囲気に合う名前を自分でつけるのって、ちょっと楽しい作業でもあります。

PayPayの使い方

では、PayPayの決済手順を解説しておきましょう。

<PayPay決済手順>

❶お客さんがPayPayステッカーのQRコードを読み取る

❷お客さんが会計の金額を入力する

❸お店側が会計の金額を確認する。

これだけで決済が完了できます。

どうですか?

めっちゃカンタンですよね。

お客様もPayPayの操作には慣れているので、操作はスムーズにできます。

最近は現金を持ち歩かないお客さんが増えています。

今後もこの流れは加速化していくので、絶対にPayPayを導入しておいた方が良いです。

PayPay公式サイトから1分申込みをしておく

僕は、数年前に開業届を出して個人事業を始めたのですが、そのとき屋号は付けませんでした。

「あとで思いついたら変更できるし」と思ったんです。

税務署の窓口でも「屋号は空欄でも全く問題ないですよ」と言われて拍子抜けしたのを覚えています。

実際、確定申告も本名で処理されていて支障はゼロ。屋号って、形式的なものだなと気づきました。

だから、PayPayの申し込みでも「それっぽい名前」で十分というのは、個人事業主としての実感でもあります。

PayPayのコスト

では、PayPayのコストを解説しましょう。

初期コスト

PayPayは、導入一時金や加盟料は0円

つまり、初期コストは0円です。

何の機器も必要ないので、機器コストも0円

解約したとしても、違約金もなし。

なので、ノーリスクで申込みできます。

月額基本料

PayPayの月額基本料は0円

つまり、固定費0円です。

決済手数料

PayPayのコストは、決済した時だけに手数料がかかるだけです。

決済手数料は「1.98%」です。

では、決済手数料の例をあげますね。

1,000円の商品をPayPayで決済した場合です。

<決済手数料の例>
1,000円×1.98%=19円

どうですか?

めっちゃ安いですよね。

PayPayの決済手数料はキャッシュレス決済でも最安値の水準です。

なので、コストを安く抑えて、キャッシュレス決済を導入するならPayPayはめっちゃオススメです。

PayPay公式サイトで決済手数料の詳細を確認する

料金プラン

ちなみに、PayPayには「PayPayマイストアライトプラン」と「PayPayマイストア制限プラン(基本プラン)」の2つの料金プランがあります↓↓

「PayPayマイストアライトプラン」「PayPayマイストア制限プラン」より機能が拡張されます。

具体的にはこんな感じ↓↓

PayPay
マイストア
ライトプラン
PayPay
マイストア
制限プラン
ストアページ管理
お知らせ記事の投稿
PayPayクーポンの利用 ×
PayPayスタンプカードの利用 ×
各サービスの利用分析 ×

「PayPayマイストアライトプラン」は、クーポンが使えたり、スタンプカードは使えるようになり、決済手数料が1.6%になります。

でも「PayPayマイストアライトプラン」は、加入3か月目から月額基本料が必要になるんです。こんな感じです↓↓

PayPay
マイストア
ライトプラン
PayPay
マイストア
制限プラン
初期コスト 0円 0円
月額基本料 1,980円
(2か月無料)
0円
決済手数料 1.60% 1.98%

PayPay導入して、すぐにクーポンやスタンプカードを発行することはないと思います。

なので、まずは「PayPayマイストア制限プラン」で申し込んで、クーポンやスタンプカードを発行したくなったら、後から「PayPayマイストアライトプラン」に加入すればOKです。

PayPay公式サイトから申し込みをすすめる

PayPayの売上金の確認方法

PayPayで決済した売上金の確認は、スマホアプリで行います。

お手元のスマホに「PayPay店舗用アプリ」(もちろん無料アプリ)にダウンロードするだけです。スマホはiPhoneでもアンドロイドでもOKです。

<PayPay店舗用アプリ>
PayPay for Business

このアプリで、PayPayの売上金を確認したり、入金情報を確認すればOKです。

PayPay公式サイトで売上金の確認方法をチェックする

売上金の入金サイクル

PayPayを使って決済された売上金の入金サイクルについて説明します。

PayPayで決済した売上金は、当月末締めて、翌月に入金されます。

入金日は、登録する銀行によって、少し異なります。こんな感じ↓↓

金融機関 締め日 入金日
paypay銀行 当月末
締め
翌日
(翌月1日)
その他金融機関 当月末
締め
翌月の第2営業日
ゆうちょ銀行 当月末
締め
翌月の第4営業日

どの金融機関でも月末締めなんですが、翌月の入金日が少しだけ違いますね。

図で表すとこんな感じ↓↓

自動で振り込まれますので、特別な操作は不要です。

PayPayはソフトバンクグループが運営しているので、入金が遅れる心配もなく安心ですよ。

振込手数料

PayPayの売上金は、どの銀行を指定しても振込手数料が無料です。

銀行手数料が一切かからないのは、大きなメリットですね!

急ぎのときは「早期振込サービス(都度)」が使える!

「今月は早めに入金してほしい…」

そんなときに便利なのが、早期振込サービス(都度)です。

アプリから申請すれば、翌営業日に振り込んでもらえます。

振込日 都度振込手数料 振込手数料
申請の翌日 0.38% PayPay銀行20円
その他の金融機関200円

少しだけ費用はかかりますが、「急ぎで資金が必要!」というときにはとても頼れる機能です。

早期振込サービス(自動)

売上金が設定金額以上になったら、自動的に翌日振込するサービスがあります。

名称は「早期振込サービス(自動)」。

これは、売上金10万円以上などで設定しておけば、その売上金になったら、振り込まれるサービスです。

振込日 自動振込手数料 振込手数料
設定額
到達の
翌日
0.38% PayPay銀行20円
その他の金融機関200円

定期的にキャッシュが欲しい場合は、このサービスもめっちゃ便利ですね!

PayPay公式サイトで入金サイクルを確認する

まとめ

今回は、屋号を持っていない個人がPayPay加盟店申込フォームの「屋号」欄をどう記入すればよいかを解説しました。

結論としては、任意の屋号をその場で付ければOKです。

実際にフリマやイベント販売で活動している方も、自分の名前や「◯◯工房」「◯◯ショップ」といったシンプルな屋号で問題なく審査を通過しています。

さらに、PayPayの導入はとても簡単で、初期費用や月額費用は一切かからず、必要なコストは決済が発生したときの手数料だけ。

解約時の違約金もゼロなので、ノーリスクで始められます。

キャッシュレス決済の需要がどんどん高まっている今、PayPayを導入することでお客様の満足度も売上もアップにつながります。

屋号をどうすればよいの?と悩んでいる方も、深く考えすぎず、パッと思いついたお店の名前を記入して大丈夫です。

まずは一歩踏み出して、PayPay決済を導入してみましょう。