妻の友だちがハンドメイド作家なんですが、彼女から「イベント販売でSTORES決済を導入したいから、導入方法を教えて!」と言われました。
そこで、今回、ハンドメイド作家がSTORES決済を導入する方法を調べてみました。
実は、ハンドメイド作家がSTORES決済を導入するのは、めっちゃカンタンです!!
まず、申込みの必要書類は「本人確認書類(運転免許証など)」と「ハンドメイド作品・価格が載っているURL」または「ハンドメイドイベントで販売している画像など」があればOK!!
あとは、申込みから3日程度でカードリーダーが届くので、手持ちのスマホとBluetooth接続して、イベント会場に持ち込むだけで、すぐに使えます!!
しかも、STORES決済は、加盟料や導入一時金はないので、初期コストは0円。
カードリーダーは19,800円です。
月額基本料も0円なので、固定費0円
決済手数料は、クレジットカードは2.48%、交通系電子マネーは1.98%!!
とくに、交通系電子マネーの1.98%はめっちゃ安いです。
1,000円のハンドメイド作品なら、1,000円×1.98%=19円です!
しかも、ハンドメイドマルシェなどイベント販売があるときにだけ単発で使うのもOK(固定費0って本当に助かる)
今すぐ必要でも、そうでなくても今すぐ手続きしておくのがおすすめです。(イベント直前に「忘れてた」とならないように)
とはいえ、ハンドメイド作家のイベント販売でSTORES決済を導入する方法が気になるところだと思いますので、以下にくわしく解説します。
STORES決済はハンドメイド作家でも審査に通る
STORES決済はハンドメイド作家のイベント販売だけの利用でも審査に通ります。
STORES決済事務局が審査で気にしているのは、不正利用を防ぐこと。なので、健全なハンドメイド作家であることを証明すればOKです。
だから、ハンドメイド作品や価格が載っているホームページがあればOKです!
もしホームページがないなら、
・ハンドメイド作品を出展している画像
・イベント内容が記載されたサイト
・商品や価格表などの販売の実態が分かる画像
をアップロードすればOKです!
これらの画像で、健全にハンドメイド作品を販売していることを証明すれば、STORES決済の審査には十分通過できます。
妻の友人が「イベント直前にバタバタしたくないから、早めに決済方法を整えたい」と言っていたのが印象的でした。
実際、ハンドメイド作家さんって、作品づくり・値札づけ・ディスプレイ準備など、やることが多すぎるんですよね。
そんな中で、書類2点だけで申請できて、3日で機器が届くSTORES決済は、彼女にとって大きな安心材料だったようです。「こんなに手軽ならもっと早く知りたかった!」という声にも共感しました。
STORES決済の必要な機器
STORES決済を導入するときに必要な機器は以下の2つです↓↓

❶スマホ(またはタブレット)
❷カードリーダー
❶スマホ(またはタブレット)は、手持ちのモノを使いましょう。
もちろん、iPhoneでもアンドロイドでもOKです。
❷カードリーダーは19,800円(税込)です。
カードリーダーをゲットしたら、スマホ(またはダブレット)に無料アプリをダウンロードすればOK↓↓

あとは、スマホ(またはタブレット)とカードリーダーをBluetooth接続すれば、カンタンに決済できます。

ので、いろんな機器を買う必要もなく、すぐにキャッシュレス決済を開始できるんです!
STORES決済が特にハンドメイドイベント向きだと感じたのは、「使うときだけ利用できる」点でした。
月額料金がかからないので、年に数回しか出展しない人でも導入のハードルが低いんです。
しかも交通系電子マネーの手数料が1.98%と安いので、小さな作品でも利益を圧迫しにくいのが魅力。
お客さん側もSuicaやPASMOでサッと支払えると、「買いやすさ」がグッと上がる気がしました。
STORES決済の操作手順
では、つぎにSTORES決済の操作手順を解説しましょう。
今回はクレジットカード決済で説明します。
<操作手順>
❶ スマホ(またはタブレット)とカードリーダーを準備します。

スマホ(またはタブレット)はネットにつながっていればOKです。
➋ 金額を入力する。

❸「クレジットカード」をタップする。

❹ クレジットカードを読み取り、暗証番号を入力。

❺ 支払い完了をタップする。

STORES決済は、スマホ感覚で、操作できるので、すぐに覚えることができます。
私自身も導入の流れを確認するために、彼女と一緒にSTORES決済の無料アカウントを作ってみたんですが、驚くほどスムーズでした。
手持ちのスマホとカードリーダーをBluetoothで繋ぐだけで、アプリが自動で認識してくれましたし、操作も直感的。
これなら、IT機器に不慣れな作家さんでも安心して使えそうです。
「やってみると意外と簡単」という体験は、紹介する立場としても大きな説得力になりました。
STORES決済で使える決済ブランド
では、STORES決済で使える決済ブランドを解説しましょう。
クレジットカード
以下の6つのカードが使えます。

日本のクレジットカードの利用は、VISAが7割、JCBが2割、Ⅿasterが1割です。
なので、この6つがあれば、ほとんどのお客さまのニーズに応えられますよ。
電子マネー
全国の交通系電子マネーとQUICPayとIDが使えます

とくに交通系電子マネーは利用者が多いので、イベント販売で使えるとお客さまに喜ばれますよ。
QRコード決済
STORES決済で使えるQRコード決済は以下のとおり↓↓

上記のうち「Smart Code」とは、いろんなQRコード決済に対応できるブランドです。
Smart Codeで扱えるQRコード決済は以下のとおり↓↓

これだけ多くの決済ブランドが使えれば、ほとんどのお客さんの決済ニーズに応えることができます。
STORES決済のコスト
では、STORES決済のコストを解説しましょう。
STORES決済には、2つの料金プラン「フリープラン」と「スタンダードプラン」があります。
フリープランとスタンダードプラン
両プランを表にすると以下のとおりです↓↓
<基本項目>
比較項目 | フリープラン | スタンダード |
---|---|---|
初期コスト | 0円 | 0円 |
カードリーダー代 | 19,800円 | 0円 |
月額料金 | 0円 | 3,300円 |
端末故障 | 有償 | 無償交換 |
<決済手数料>
決済ブランド | フリープラン | スタンダード |
---|---|---|
Visa/Master | 2.48 % | 1.98 % |
JCB/AMEX/ ダイナース/ ディスカバー |
2.48% | 2.38% |
電子マネー | 3.24% | 3.24% |
QRコード決済 | 3.24% | 3.24% |
フリープランとスタンダードプランの違い
フリープランとスタンダードプランの具体的な違いは以下のとおり↓↓
- 決済端末代金の差
→スタンダードプランは決済端末19,800円が0円 - 月額固定費の有無
→スタンダードプランは月額固定費+3,300円 - VisaとMasteの手数料差
→スタンダードプランが0.5 %安い(2.48 %→1.98 %) - JCBやアメックスの手数料差
→スタンダードプランが0.1%安い(2.48%→2.38%) - POSレジや予約システム
→スタンダードプランは有料版も使える - 端末の故障
→スタンダードプランは無償で交換
つまり、スタンダードプランは、カードリーダー0円で、決済手数料も安くなるお得な面もますが、月額基本料3,300円の固定費がかかります。
フリープランは、カードリーダー19,800円で、決済手数料もやや高めですが、月額固定費0円です。
なので、オススメは「フリープラン」で開始して、キャッシュレス決済が大きくなったら、「スタンダードプラン」に切り替える方式です。
計算してみると、カード決済額が月66万円を超えると「スタンダードプラン」の方がお得になります(決済手数料の安さが、月額基本料3,300円を上回ります)。
なので、カード決済が月66万円超えたら「スタンダードプラン」に切り替えればOKです!!。
決済手数料
では、STORES決済の決済手数料についてさらに詳しく解説しましょう。
決済ブランド | フリープラン | スタンダード |
---|---|---|
Visa/Master | 2.48 % | 1.98 % |
JCB/AMEX/ ダイナース/ ディスカバー |
2.48% | 2.38% |
電子マネー | 3.24% | 3.24% |
QRコード決済 | 3.24% | 3.24% |
スタンダードプランのVisa・Masterは「1.98%」と確かに安いです。
しかし、JCB・アメックスは、2.48%-2.38%で「0.10%」の違いです。
電子マネー、QRコード決済は、両プランともに3.24%で同じです。
なので、やはり月額料金3,300円(固定費)のかからない「フリープラン」を選ぶことをオススメします。
そして、特に注目なのは、どちらのプランを選んでも、交通系電子マネーの決済手数料1.98%で、業界最安値です!!
決済手数料の例
では、決済手数料の例を上げましょう。
たとえば、SUICAで1000円の決済があった場合は以下のとおりです。
1,000円×1.98%=19円
どうですか?
めっちゃ安いですよね!
交通系電子マネーの決済手数料1.98%は、エアペイやスクエアと比較しても圧倒的な安さです。
STORES決済 | エアペイ | スクエア |
1.98% | 3.24% | 3.25% |
なので、決済手数料で選ぶならSTORES決済はめっちゃオススメです。
レシートプリンターはどうする?
STORES決済のレシートプリンターは別売りになっています。
最も安いモバイルレシートプリンターは、21,780円(税込)です↓↓

<セイコーインスツル>
<モバイルプリンターMP-B20-B02JK1-74>
<21,780円(税込)>
ちょっと高いですよね。
なので、お客様からレシートを求められたら、100均の領収書に手書きでお渡しすればOKです!

レシートプリンターはとりあえず買う必要はありません。
もし、お客様のニーズが多ければ、あとから買うのがオススメです。
STORES決済の入金サイクル
STORES決済の入金サイクルを解説しましょう。
入金方法
ストアーズ決済は2つの入金方法があります。
<手動入金と自動入金>
手動入金 | 自動入金 |
アプリで入金手続き | 自動で入金 |
手動入金は、アプリで自分の好きなタイミングで入金できます。
僕はアプリ操作は面倒なのかな・・と心配になったんですが、めっちゃ簡単でした。
STORES決済は、アプリの操作性が良いので、操作はとってもカンタンです。
入金日
手動 | 自動 |
2営業日以内 | 毎月20日 |
手動入金は、振込指示してから、2営業日以内に入金されます。
自動入金は、毎月20日に入金されます。
20日が土・日・祝なら翌営業日になりますよ。
振込手数料
<自動入金>
売上合計金額に関わらず:無料
<手動入金>
売上合計が10万円以上の場合:無料
売上合計が10万円未満の場合:200円
手動の場合は、10万円以上の売上金が貯まったら、振込指示をするのが良いですね。
STORES決済の申込~審査~開始の流れ
では、STORES決済は申込~審査~開始の流れを解説しましょう。
STORES決済は申し込むとすぐに審査が開始されます。
審査の流れは、こんな感じです↓↓

VISA、MASTERの審査
申込みから最短2日で審査完了。
カードリーダーの到着
申込みから最短3日で到着します。
なので、VISA・マスターなら最短3日でお客様向けの決済ができます。
JCB・アメックス・Diners・discoverの審査
申込みから最短5日で審査完了です!
電子マネーの審査
最短10日で審査完了します。
QRコードの審査
最短15日で審査完了します。
STORES決済は、審査通過したブランドからお客様向けの決済ができます。
だから、お店では、審査完了したブランドごとにお客様向けの決済を開始すればOK♪
全ての審査が、15日で審査が完了するので、めっちゃ早いですね。
なので、キャッスレス決済を急いで導入したい方には、超オススメです!!
まとめ
今回は、ハンドメイド作家がSTORES決済を導入する方法をまとめました。
STORES決済の導入はとてもカンタンで、必要な書類は「本人確認書類」と「作品と価格が載ったホームページのURL」だけ!
申込みから約3日でカードリーダーが届くので、スマホとBluetooth接続すればイベント会場ですぐに使えます。
初期費用はカードリーダー代の19,800円だけで、加盟料・月額基本料は0円。固定費も0円です!
決済手数料はクレジットカードが2.48%、交通系電子マネーが1.98%と業界でも低水準。
イベント販売時の単発利用もOKなので、今すぐに必要でなくても、早めに準備しておくのがオススメです!