僕の妻の友だちがハンドメイド作家なんですが、今度のイベント販売でPayPayを導入するそうです。
そんな彼女から『PayPayの「マイストア制限プラン」は月額基本料かかるの?決済手数料は何パーセント?』と聞かれました。
そこで、今回、PayPayの料金プランの「マイストア制限プラン」の月額基本料や決済手数料について調べてみました。
まず、結論から言うと、「マイストア制限プラン」の月額基本料は0円、決済手数料1.98%です。
PayPayマイストア制限プランには、加盟料や導入一時金はないので、初期コストは0円です。
機器は、QRコードステッカーのなので、機器コスト0円。(助かる)
月額基本料も0円なので、固定費0円(さらに助かる)
なので、必要なコストは、決済手数料1.98%だけ。
たとえば、1,000円の決済だったら、決済手数料は、1,000円×1.98%=19円です。
PayPayの申込手続きは1分で完了するので、先に申込フォームに投げておくと時間の短縮になります。
とはいえ、PayPayの「マイストア制限プラン」について詳しく知りたいところだと思いますので、以下にまとめてみました!
PayPayの料金プランの違い
PayPayの料金プランは、以下の2つがあります。
- マイストア制限プラン
- マイストアライトプラン
2つのプランの違いをざっくり説明しましょう。
マイストア制限プラン
「マイストア制限プラン」とは「基本プラン」のことです。
月額基本料0円で、決済手数料1.98%です。
最初はこのプランで充分だと思います。
マイストアライトプラン
「マイストアライトプラン」は「機能拡張プラン」となります。
月額基本料1,980円で、決済手数料はちょっと安くて1.60%です。
「マイストアライトプラン」は拡張プランになっているので、オプションサービスが利用できます。
具体的にはこんな感じ↓↓
機能 | マイストア 制限プラン |
マイストア ライトプラン |
ストアページ管理 | 〇 | 〇 |
お知らせ記事の投稿 | 〇 | 〇 |
PayPayクーポン | × | 〇 |
PayPayスタンプカード | × | 〇 |
サービスの利用分析 | × | 〇 |
つまり、「マイストアライtプラン」は、
- クーポン配布
- スタンプカード機能
- サービス利用分析
が使える!ということになります。
→PayPay公式サイトでマイストアライトプランの詳細を確認
PayPayマイストア制限プランのコスト
では、PayPayの「マイストア制限プラン」のコストを解説しましょう。
初期コスト
PayPayは、導入一時金や加盟料は0円。
つまり、初期コストは0円です。
機器も必要ないので、機器コストも0円。
なので、ノーリスクで申込みできます。
月額基本料
PayPayの月額基本料は0円。
つまり、固定費0円です。
決済手数料
PayPayのコストは、決済した時だけに手数料がかかるだけです。
決済手数料は「1.98%」です。
では、決済手数料の例をあげますね。
1,000円の商品をPayPayで決済した場合です。
<決済手数料の例>
1,000円×1.98%=19円
どうですか?
めっちゃ安いですよね。
PayPay決済ができると、集客もできるし、「ついで買い」も増えます。
安いコストでキャッシュレス決済を導入できるので、PayPayはめっちゃオススメです。
マイストアライトプランのコスト
マイストアライトプランのコストはこんな感じです↓↓
PayPay マイストアプラン |
基本プラン | |
初期コスト | 0円 | 0円 |
月額基本料 | 1,980円 (2か月無料) |
0円 |
決済手数料 | 1.60% | 1.98% |
マイストアライトプランは決済手数料1.60%になるんですが、月額基本料1,980円となります。
月額利用料金が1,980円は、ちょっと高いですよね。
なので、コストを抑えるなら「PayPayマイストアライトプラン」に加入する必要はありませんよ。
PayPayの売上金の確認方法
PayPayで決済した売上金の確認は、スマホまたは管理サイトで行います。
スマホの場合は、アプリ「PayPay for Business」をダウンロードすればOK。
もちろん無料アプリですし、iPhoneでもアンドロイドでもOKです。
<PayPay for Business>
売上金の確認方法も両プラン同じです。
PayPayの機能
では、PayPayの機能について解説しましょう。
PayPay マイストア 制限プラン |
PayPay マイストア ライトプラン |
|
ストアページ管理 | 〇 | 〇 |
お知らせ記事の投稿 | 〇 | 〇 |
PayPayクーポンの利用 | × | 〇 |
PayPayスタンプカードの利用 | × | 〇 |
各サービスの利用分析 | × | 〇 |
1つずつ解説しましょう。
ストアページ管理
「ストアページ管理」も両プランで使えます。
「ストアページ管理」は、PayPayアプリ上にお店のページを作成できる機能です。
- 店舗のお知らせが発信できる(イベント/おすすめ情報など)
- キャンペーンが掲載できる(参加しているPayPay実施キャンペーンの情報)
- 店舗情報が掲載できる(営業時間/住所/定休日など)
- 店舗写真が掲載できる
- 店舗のロゴなどが掲載できる
この機能は両プランで使えます。
お知らせ記事の投稿
「お知らせ記事の投稿」も両プランで使えます。
「お知らせ記事の投稿」とは、PayPayアプリ上にお店独自の記事を投稿する機能です。
お知らせ記事は「ストアページ」の「お知らせ」タブに掲載されます。
お客様は「ストアページ」の「お知らせ」タブから店舗が作成した記事を確認できます。
お得な情報を掲載すれば、集客できますね。
お知らせ記事投稿は、両プランで使えます。
PayPayクーポンの利用(ライトプランのみ)
お店の独自のクーポンを発行し、PayPayアプリ上で配信できる機能です。
➊クーポンを発行する
➋お客さんがアプリでクーポンを探し獲得。
❸お店でクーポンを適用して支払う
「最小決済金額」や「利用回数」を設定できるので、クーポンを効果的に使って、客単価をあげることができます。
この機能は「PayPayマイストアライトプラン」のみ使用できます。
PayPayスタンプカードの利用(ライトプランのみ)
「PayPayスタンプカード」とは、お客さんが一定金額以上の決済をすると、自動的にスタンプカードが作られて、スタンプがたまるサービスです。
事前にPayPayアプリ内から「PayPayスタンプカード」を取得することもできます。
スタンプがたまったら、加盟店指定の特典と交換できて、特典は、PayPayポイントも設定できます。
特典をPayPayポイントにした場合、お客様がスタンプが貯まったら30日後に自動付与される仕組みになっています。
PayPayスタンプカードの手順はこんな感じです。
➊PayPayアプリからスタンプカードを配布
➋PayPayで決済すると自動的にスタンプを付与
❸スタンプがたまったら特典をお渡し
❹特典を獲得するとアプリトップへ通知
この機能は「PayPayマイストアライトプラン」のみ使用できます。
売上金の入金サイクル
では、ペイペイの売上金のサイクルについて解説します。
入金サイクル
入金サイクルは、当月末締めで、翌月払いです。
入金日は、指定した金融機関によって違います↓↓
金融機関 | 締め日 | 入金日 |
paypay銀行 | 当月末 締め |
翌日 (翌月1日) |
その他金融機関 | 当月末 締め |
翌月の第2営業日 |
ゆうちょ銀行 | 当月末 締め |
翌月の第4営業日 |
図で表すとこんな感じ↓↓
大手のPayPayなので、入金の遅延は心配ないです。なのでキャッシュフローは安心ですね。
振込手数料
どの金融機関を指定しても振込手数料0円です。
振込手数料が0円なのは、余計なコストがかからなくて良いですね!
早期振込サービス(都度)
急に売上金が必要な場合は「早期振込サービス(都度)」があります。
PayPay店舗用アプリからの申請したら、翌日に振込されます。ちなみに、振込金額はいくらでも大丈夫です。
振込日 | 都度振込手数料 | 振込手数料 |
申請の翌日 | 0.38% | PayPay銀行20円 その他の金融機関200円 |
「今月はキャッシュフローが心配!」という時は、この「早期振込サービス(都度)」を使いましょう。
早期振込サービス(自動)
売上金が設定金額以上になったら、自動的に翌日振込するサービスがあります。
名称は「早期振込サービス(自動)」。
これは、売上金10万円以上などで設定しておけば、その売上金になったら、振り込まれるサービスです。
振込日 | 自動振込手数料 | 振込手数料 |
設定額到達の 翌日 |
0.38% | PayPay銀行20円 その他の金融機関200円 |
定期的にキャッシュが欲しい場合は、このサービスもめっちゃ便利ですね!
PayPayの申込手順
PayPayの申込みは、1分でカンタンにできます。
もちろん、スマホからでも申し込めます。
導入手順は以下の3ステップ
- 申込フォーム入力(仮登録)
- 案内メール受信
- 審査情報入力
では、1つずつ解説しましょう。
申込フォームの入力
申込フォームの入力項目はめっちゃ少ないです。
まず、こちらをクリックしてください→PayPay公式サイト
以下の項目を入力するだけで完了です↓↓
<入力項目>
・氏名
・メールアドレス
・屋号名(または法人名)
・連絡先電話番号
これで仮申し込みが1分で完了です。
案内メール受信
申込フォームで登録したメールアドレス宛に案内メールが届きます。
審査情報入力
案内メール記載のURLをクリックすると、審査情報の入力フォームがあります。
そこで、以下の書類のアップロードや入力を行います。
❶本人確認書類
❷銀行の口座情報
❸お店の画像
❹法人番号(法人のみ)
では1つずつ解説しましょう。
本人確認書類
以下のいづれか1点あればOK↓↓
本人確認書類 |
・運転免許証 ・在留カードおよび特別永住者証明書 ・マイナンバーカード ・日本国パスポート※ ・各種健康保険証※ |
※「日本国パスポート」または「各種健康保険証」を使う場合は、追加で以下のいずれか1点が必要です↓↓
追加書類 |
・公共料金領収書 (電気・ガス・水道など) ・住民票記載事項証明書 ・住民票写し |
銀行の口座情報
以下の銀行口座情報があればOKです↓↓
銀行の口座情報 |
・金融機関名 ・支店名 ・預金種別 ・口座番号 ・口座名義人 |
お店の画像
お店の画像をスマホで撮ればOKです。
お店の画像 |
・お店の内観(1枚) ・お店の外観(1枚) |
これで、本申込み完了です!!
めっちゃカンタンですよね♪
PayPayスタートキットの到着
審査情報の入力後、1週間で「PayPayスタートガイドとスタートキット」が届きます。
スタートガイドの内容に沿って、スタートキットを組み立てましょう。
キットの組み立てた後、管理サイトにログインして口座情報や店舗情報などを確認すればPayPayの導入が完了です!!
だから、PayPayは、申込みから約1週間でスタートできちゃいますよ。
途中からプランを変更できる?
「料金プランは途中で変更できるの?」も気になりますよね。
もちろん、途中からプラン変更できます!
つまり、
「マイストア制限プラン」→「マイストアライトプラン」
「マイストアライトプラン」→「マイストア制限プラン」
どっちに変更することもOKです!
プラン変更は、管理サイト「PayPay for Business」から申請するだけでカンタンにできます。
<管理サイト:PayPay for Business>
なので、迷うのであれば、基本プランの「PayPayマイストア制限プラン」でスタートするのがオススメですね。
まとめ
今回、PayPayの料金プランの「マイストア制限プラン」の月額基本料や決済手数料についてまとめました。
結論としては、「マイストア制限プラン」の月額基本料は0円、決済手数料1.98%です。
PayPayは、加盟料や導入一時金はないので、初期コストは0円。
必要なコストは、決済手数料1.98%だけ。
たとえば、1,000円の決済だったら、決済手数料は、1,000円×1.98%=19円です。
QRコードステッカーのみで、何の機器も必要ないので、機器コストも0円。
月額基本料も0円なので、固定費0円。
あと、PayPayは解約金も0円なので、開始するのに何のリスクもありません。
PayPayの申込は1分で完了するので、まずは申込み手続きを進めてしまうのがオススメです!