ペイペイ

PayPay導入したお店がインボイス請求書を発行する方法をくわしく解説

※この記事にはプロモーションリンクがありますが、私の実際の体験や調査に基づき書いてます。

今回はPayPay導入済みのお店が「インボイス請求書」を発行する方法についてまとめました。

まず、PayPayの「インボイス請求書」の発行は、めっちゃカンタンなんです。

PayPay加盟店管理サイト「PayPay for Business」からダウンロードするだけでOK!!

ダウンロードできるのは「❶請求書」「❷支払明細書」です。

「❶請求書」の帳票イメージはこんな感じ↓↓

通常請求、返金に伴う手数料等の返還、請求誤り等の修正が表示されますので、「インボイス請求書」に該当します。

「❷支払い明細書」の帳票イメージはこんな感じ↓↓

「❷支払い明細書」は、振込手数料や都度振込利用料が発生している場合のみ「インボイス請求書」に該当します。

PayPayなら管理サイト「PayPay for Business」でワンクリックで「インボイス請求書」がダウンロードできるので、めっちゃ便利ですよ。

まだ、お店にPayPayを導入してないなら以下の公式ページで1分で申し込み手続きできます。

PayPay公式ページから申込み手続きにすすむ

とはいえ、PayPay管理サイトから「インボイス請求書」を発行する方法について詳しく知りたいところだと思いますので、以下にまとめてみました!

PayPay管理サイトでダウンロードできる帳票

まず、PayPayをお店に導入すると加盟店管理サイト「PayPay for Business」がログインできるようになります。

インボイス請求書はこの加盟店管理サイト「PayPay for Business」からダウンロードします。

この「PayPay for Business」は、PC、スマホ、タブレットからログインできます。(スマホ、タブレットの場合は、アプリ版ではなくWEB版にログインしてくださいね)。

そして、「PayPay for Business」は、3つの帳票「❶請求書」「❷支払明細書」「❸精算書」を発行できます。

なお、「適格請求書(インボイス)」に該当するのは、「❶請求書」「❷支払明細書」となり、「❸精算書」は適格請求書には該当しませんのでご注意くださいね。

では、1つずつ解説していきましょう。

➊請求書(利用料等 請求書)

帳票の内容

「請求書(利用書等請求書)」は、以下の3つの明細(適格請求書)を1枚に集約して発行しています。

【請求明細】通常請求(適格請求書)
【返金明細】返金に伴う手数料等の返還(適格返還請求書)
【調整明細】請求誤り等の修正(適格修正請求書)

帳票のイメージ

請求書の帳票イメージはこんな感じ↓

請求書の発行タイミング

売上金の締め日の翌日23:59までに発行されます。

なお、早期振込サービス(自動)を利用する場合、日次締めのため、振込設定金額にかかわらず、【請求明細】【返金明細】【調整明細】に該当する取引があれば、翌日に発行されます。

❷支払明細書(支払明細書 兼 振込手数料等請求書)

帳票の内容

以下の2つの項目を1枚に集約して発行

【支払明細】
「請求書」の決済額・請求金額の総額を表示
※消費税額は表示しないため、適格請求書には該当しません。

【振込手数料等】
振込手数料や都度振込利用料が発生している場合、その金額と消費税額を表示
※振込手数料や都度振込利用料に関する適格請求書に該当します。

帳票のイメージ

発行のタイミング

売上金の入金単位で1通発行します。

早期振込サービス(自動)を利用した場合、振込設定金額を超過した日の翌日に発行されます。

❸精算書

帳票の内容

以下の4つの項目を1枚に集約して発行

【請求明細】【返金明細】【調整明細】
請求書の同項目の金額を表示​

【振込手数料等】
支払明細書の同項目の金額を表示​

※「精算書」は適格請求書には該当しません

帳票のイメージ

請求書の発行タイミング

売上金の締め日の翌月1日23:59までに発行(毎月1回の発行です)

PayPay公式ページでインボイス請求書の帳票の詳細を確認する

インボイス請求書の発行手順

では、インボイス請求書の発行手順を説明しましょう。

適格請求書(請求書・支払明細書)のダウンロード方法

❶「適格請求書」メニューに入り、「適格請求書」タブに入ります。

❷ 1つの帳票のみダウンロードする場合は、該当の帳票の「ダウンロードする」ボタンを押すとPDFファイルがダウンロードできます。

❸ 複数の帳票をダウンロードする場合は、該当の帳票の左側にチェックを入れ、右上の「選択したファイルをダウンロードする」ボタンを押すとPDFファイルがダウンロードできます。

精算書のダウンロード方法

 

❶「適格請求書」メニューに入り、「精算書」タブに入ります。

❷ 1つの精算書のみをダウンロードする場合は、該当の精算書の「ダウンロードする」ボタンを押すとPDFファイルがダウンロードできます。

 

❸ 複数の精算書をダウンロードする場合は、該当の精算書の左側にチェックを入れ、右上の「選択したファイルをダウンロードする」ボタンを押すとPDFファイルがダウンロードできます。

どうですか?

めっちゃカンタンですよね。

PayPay公式ページでインボイス請求書の発行手続きの詳細を確認する

帳票のダウンロードの注意事項

では、帳票のダウンロードの注意事項を解説しておきます・

  • ダウンロードできるのは、直近24ヶ月の各帳票です。
  • 適格請求書の適用は2023年10月1日以降のため、2023年9月30日以前の取引については適格請求書を発行してません。
  • 2023年9月30日以前の入金明細や取引内容を確認する場合は、管理画面からダウンロードできます。
  • なお、ブランドオーナーユーザー、または「適格請求書履歴の参照権限」が付いているサブユーザーのみ、ダウンロードが可能です。

PayPay公式ページでインボイス請求書の発行の注意事項の詳細を確認する

PayPayのコスト

では、ここで、PayPayのコストを解説しておきましょう。

初期コスト

PayPayは、導入一時金や加盟料は0円

つまり、初期コストは0円です。

機器も必要ないので、機器コストも0円

なので、ノーリスクで申込みできます。

月額基本料

PayPayの月額基本料は0円

つまり、固定費0円です。

決済手数料

PayPayのコストは、決済した時だけに手数料がかかるだけです。

決済手数料は「1.98%」です。

では、決済手数料の例をあげますね。

PayPayで1,000円を決済した場合です。

<決済手数料の例>
1,000円×1.98%=19円

どうですか?

めっちゃ安いですよね。

お店の経営は、いかにコストを抑えるのが大切なので、PayPayはめっちゃオススメです。

PayPay公式サイトで決済手数料の詳細を確認

マイストアライトプランは加入なしでもOK

ちなみにPayPayには「基本プラン」と「マイストアライトプラン」の2つのプランがあります。

「PayPayマイストアライトプラン」は「基本プラン」より機能が拡張されます。

具体的にはこんな感じ↓↓

PayPay
基本プラン
PayPay
マイストア
ライトプラン
ストアページ管理
お知らせ記事の投稿
PayPayクーポンの利用 ×
PayPayスタンプカードの利用 ×
各サービスの利用分析 ×

PayPay導入の当初は必要のない機能ばっかりだと思います。

このプランに加入すれば、決済手数料が1.6%になりますが、加入3か月目から月額基本料が必要です↓↓

PayPay
マイストア
ライトプラン
基本プラン
初期コスト 0円 0円
月額基本料 1,980円
(2か月無料)
0円
決済手数料 1.60% 1.98%

使わない機能のために、月額基本料1,980円を支払う必要はありません。

なので、PayPayの導入当初はPayPay基本プランでOKですよ。

PayPay公式サイトで料金プランの詳細を確認する

売上金の入金サイクル

では、ペイペイの売上金のサイクルについても解説します。

入金サイクル

入金サイクルは、当月末締めで、翌月払いです。

入金日は、指定した金融機関によって違います↓↓

金融機関 締め日 入金日
paypay銀行 当月末
締め
翌日
(翌月1日)
その他金融機関 当月末
締め
翌月の第2営業日
ゆうちょ銀行 当月末
締め
翌月の第4営業日

図で表すとこんな感じ↓↓

振込手数料

どの金融機関を指定しても振込手数料0円です。

振込手数料が0円なのは、余計なコストがかからなくて良いです。

早期振込サービス(都度)

急に売上金が必要な場合は「早期振込サービス(都度)」があります。

PayPay店舗用アプリからの申請したら、翌日に振込されます。ちなみに、振込金額はいくらでも大丈夫です。

振込日 都度振込手数料 振込手数料
申請の翌日 0.38% PayPay銀行20円
その他の金融機関200円

売上金を早く口座に振り込みたいときは「早期振込サービス(都度)」を使いましょう。

早期振込サービス(自動)

売上金が設定金額以上になったら、自動的に翌日振込するサービスがあります。

名称は「早期振込サービス(自動)」。

これは、売上金10万円以上などで設定しておけば、その売上金になったら、振り込まれるサービスです。

振込日 自動振込手数料 振込手数料
設定額到達の
翌日
0.38% PayPay銀行20円
その他の金融機関200円

定期的にキャッシュが欲しい場合は、こちらも便利な機能となっています。

PayPay公式で早期振込サービスの詳細を確認する

PayPayの申込手順

では、最後にPayPayの申込みについて説明しておきましょう。

PayPayの申込み1分でカンタンにできます。

導入手順は以下の3ステップ

  1. 申込フォーム入力(仮登録)
  2. 案内メール受信
  3. 審査情報入力

では、1つずつ解説しましょう。

申込フォームの入力

申込フォームの入力項目はめっちゃ少ないです。

まず、こちらをクリックしてください→PayPay公式サイト

以下の項目を入力するだけで完了です↓↓

<入力項目>
・氏名
・メールアドレス
・法人名または屋号名
・連絡先電話番号

これで仮申し込みが1分で完了です。

案内メール受信

申込フォームで登録したメールアドレス宛に案内メールが届きます。

審査情報入力

案内メール記載のURLをクリックすると、審査情報の入力フォームがあります。

そこで、以下の書類のアップロードや入力を行います。

❶本人確認書類
❷銀行の口座情報
❸お店の画像
❹法人番号(法人のみ)

では1つずつ解説しましょう。

本人確認書類

以下のいづれか1点あればOK↓↓

本人確認書類
・運転免許証
・在留カードおよび特別永住者証明書
・マイナンバーカード
・日本国パスポート※
・各種健康保険証※

※「日本国パスポート」または「各種健康保険証」を使う場合は、追加で以下のいずれか1点が必要です↓↓

追加書類
・公共料金領収書
(電気・ガス・水道など)
・住民票記載事項証明書
・住民票写し

銀行の口座情報

以下の銀行口座情報があればOKです↓↓

銀行の口座情報
・金融機関名
・支店名
・預金種別
・口座番号
・口座名義人

お店の画像

お店の画像は以下1枚ずつ必要です。スマホで撮ればOKです。

お店の画像
・お店の内観(1枚)
・お店の外観(1枚)

これで、本申込み完了です!!

めっちゃカンタンですよね♪

PayPayスタートキットの到着

審査情報の入力後、1週間で「PayPayスタートガイドとスタートキット」が届きます。

スタートガイドの内容に沿って、スタートキットを組み立てましょう。

キットの組み立てた後、管理サイトにログインして口座情報や店舗情報などを確認すればPayPayの導入が完了です!!

だから、PayPayは、申込みから約1週間でスタートできちゃいますよ。

PayPay公式ページから申し込む

まとめ

今回はPayPay導入済みのお店がインボイス請求書を発行する方法についてまとめました。

インボイス請求書を発行するのは、めっちゃカンタンです。

PayPay加盟店管理サイト「PayPay for Business」からダウンロードするだけでOKです。

ダウンロードできるのは「➊請求書」「❷支払明細書」「❸精算書」の3つです。

なお「適格請求書(インボイス)」に該当するのは、「➊請求書」「❷支払明細書」です。(「❸精算書」は「適格請求書(インボイス)」に該当しません)

「➊請求書」の帳票イメージはこんな感じ↓↓

「❷支払い明細書」の帳票イメージはこんな感じ↓↓

PayPayの「インボイス請求書」は、管理サイト「PayPay for Business」にログインしてワンクリックでダウンロードできるので、めっちゃラクチンですよ。

まだPayPayを導入していないなら、以下の公式サイトから1分で手続き完了できます。

PayPay公式ページから申込み手続きにすすむ