僕の友だちがケーキ&スイーツのお店を経営しているんですが「今後、ガチャレジからエアレジに変えたい。エアレジのメリットとデメリットを教えて!」とお店のDXツールに詳しい僕に言ってきました。
そこで、今回、エアレジを導入するメリットやデメリットについてくわしく調べてみました。
エアレジのメリットは、大きく2つあって、「データ分析ができる」と「商品と価格を登録できる」ことです。
データ分析することで、1日ごとの売上、時間ごとの売上、商品ごとの売上が一発で分かるので、データに基づいて「食材の仕入れ」「仕込みの数」ができるようになります。
経験と勘に頼っていた作業が客観的なデータで出来るようになるので、ムダな仕入れやムダな仕込みが激減できます。
また、紙の台帳やエクセルシートで行っていた棚卸し、在庫チェックがiPadでできるようになるので、裏方の作業がめっちゃ楽になります。
また、商品と価格の登録ができるので、お会計のときはiPadの画面のタッチ操作になります。
アルバイトさんが商品や価格を覚える必要がなくなるので、レジの打ち間違えもなくなります。
しかも、エアレジは初期費用0円、月額費用0円で使えて、必要な機器はiPad1台だけです。
なので、ガチャレジを使っているなら、すぐにでもエアレジに切り替えた方が良いです。
エアレジの導入は、めっちゃカンタンで、公式サイトで無料アカウント(AirID)を作成して、お手元のiPad(またはiPhone)に「Airレジ」をダウンロードして、商品を登録するだけです。
なので、先に無料アカウント(AirID)を作成しておけば、時間をムダにせずに済みます。
→Airレジ公式サイトで無料アカウント(AirID)を作成する
とはいえ、エアレジのメリット・デメリットについて気になるところだと思いますので、以下にくわしく解説していきます。
エアレジのメリット
エアレジのメリットは以下のとおりです。
- 初期費用が0円
- 月額使用料が0円
- 売上の分析がめっちゃ分かりやすい
- キャッシュレス決済ができる
- クラウド会計ソフトと連携できる
- 在庫チェックができる
- 棚卸しにも使える
- iPhoneでも使える
- レシートプリンタやキャッシュドロアにつながる
では、1つずつ解説しましょう。
初期費用が0円
エアレジは初期費用が0円です。お手持ちのiPad(またはiPhone)に無料アプリ「Airレジ」をダウンロードするだけで使用できます。
なので、POSレジを導入するときに初期導入コストが0円なのがまず大きなメリットですね。
月額基本料が0円
エアレジは月額基本料0円。なので固定費0円。
他に何のコストもかからないです。
0円で利用できるのは、お店の経営にとってはめっちゃ嬉しいですね。
売上の分析がめっちゃ分かりやすい
エアレジを使えば、売上の分析がめっちゃ分かりやすいです。
たとえば、お店の1日ごとの売上、時間ごとの売上、商品ごとの売上が分かります。
1時間ごとの売上はこんな感じ↓↓
客単価、原価率、利益率も自由自在にすぐに表示できます。
客数が多いのに売上が上がっていない、売上はあるのに手元に残る金額が少ない…データを見ると、いろんな発見があります。
お店の経営はデータが命です。
ガチャレジだけで、今までのカンと経験に頼っていると、効果的な売上UPの施策も思い浮かびません。
エアレジを導入して、しっかりデータ分析すれば、次の一手がスパッと取れるようになります。
キャッシュレス決済端末「エアペイ」と連携できる
今の時代、お店にはキャッシュレス決済は必須アイテムです。
現金オンリーのお店は、お客さんが逃げちゃいます。
「PayPayだけ入れておけばとりあえず大丈夫」と思うオーナーも多いんですが、PayPayだけでは集客効果はありません。
できるだけキャッシュレス決済ブランドを揃えておくと、集客効果はもちろん、リピート率があがるんです。
いつも「d払い」を使っているお客さんは「d払い」を使えるお店に通います。これはドコモ携帯を使っているお客さんは「d払い」のポイントをいっぱい持っているからです。
PayPayしか使えないと、d払いユーザーは来店しません。
その点、エアレジと連携している「エアペイ」は70種類以上の決済ブランドが使えるので、集客力がハンパないです。
「決済手数料を払うのがもったいないからPayPayだけで良い」という時代はとっくに終わりました。
なので、キャッシュレス決済端末は絶対にあった方が良いです。
エアペイは今なら必要な機器のカードリーダーとiPadが0円です。
月額基本料0円で、決済手数料は2.48%~3.24%です。
たとえば、VISAカードで1,000円決済したら、1,000円×2.48%=24円です。
エアペイは決済手数料以外は、すべて0円です。
まず、エアペイを導入してみてください。集客力がアップして、エアペイの決済手数料コストは充分ペイできるはずです。
会計ソフト「freee」「マネーフォワード」と連携できる
POSアプリは、クラウド会計との連携も必須アイテムですね。
毎年必ず確定申告があるので、この作業をいかに効率化させるかがお店にとって重要課題です。
もちろん「紙の帳簿」は絶対にやめた方が良いですし、会計ソフトに毎日の売上を打ち込むのはかなりの手間です。
Airレジはクラウド会計と連携できるので、レジ締めした時点で、売上をクラウド会計に同期してくれます。
この連携機能で経理がめっちゃ楽になります。
エアレジを導入すれば、経理作業や確定申告にかける時間を、新しいメニュー作りやお客様の満足度UPを考える時間に切り替えることができます。
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在庫チェックができる
エアレジなら在庫チェックがめっちゃ分かりやすいです。
こんな感じで一発で表示できるので、在庫切れを防ぐことができます。
→Airレジ公式サイトで無料アカウント(AirID)を作成する
棚卸しもカンタン
棚卸し作業もめっちゃ楽にできます。
棚卸しの台帳に在庫数を書き込んだり、エクセルシートに打ち込んだりしていましたが、Airレジに食材をすべて登録してからは、iPadでカンタンに棚卸しができるようになります。
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iPhoneでも使える
食材庫の中など、iPadではかさばるときは、iPhoneが使えるので便利です。
商品数が少ない場合はもちろん、棚卸しでも狭い場所ならiPhoneの方が楽です。
あと手が水にぬれやすい場合は、防水がしっかりしているiPhoneがオススメです。
キャッシュドロアにつながる
エアレジに対応しているキャッシュドロアは、iPadとbluetooth接続するので、お会計を行ったタイミングで自動開閉します。
これも意外にめっちゃ便利です。
(エアレジと連動してキャッシュドロアが自動開閉する必要がなければ、すでにお持ちのキャッシュドロアをそのまま使用してもらっても問題はありません。)
レシートプリンタとつながる
エアレジはレシートプリンターと繋ぐことができます。
モバイル型のレシートプリンターもあるのでイベント出店にも対応できるし、お店の狭いスレジスペースにも設置できます。
レシートと領収書を切り替えて印刷も可能なので、お客さんのご要望に合わせて印刷できちゃいます。
レシートプリンターとキャッシュドロアを両方揃えたい場合には、レシートプリンタ・キャッシュドロア一体型のスター精密社製のmPOPもあります。
→Airレジ公式サイトで無料アカウント(AirID)を作成する
デメリット
それでは、エアレジのデメリットをお伝えしましょう。
- iOSデバイスが必要(アンドロイドでは使えない)
- ネット環境が必要
- iPhoneアプリだけでは使いづらい
- 大規模店舗に向いていない
iOSデバイスが必要
エアレジはiOSのみ対応になってます。
なので、お手元にアンドロイド端末しかない場合は、iPad(またはiPhone)の購入が必要になります。
ネット環境が必要
エアレジはネット環境が必要です。
ネット環境のない屋外で使う場合は、エアレジを使うことはできるんですが、データの同期が行われません。
ただ、データは本体に保存されるため、その日の合計を確認したり、他のサービスとの連携をするにはデータをクラウド上にアップする必要があります。
毎回、同期が面倒な時は、iPhoneと常時テザリングをするか、セルラーモデル(通信機能付き)のiPadの導入が必要になります。
iPhoneだけでな使いにくい
iPhoneでもエアレジは使えるんですが、画面が小さいので、画面をスクロールしないと全体を見ることができません。
なので、あくまでiPhoneは狭い場所などでの補完的な使い方がベストですね。
多店舗・大規模店舗に向いていない。
エアレジは、複数店舗の一括管理には対応していません。
なので、各店舗ごとにデータを確認する必要があり、多店舗展開している場合は、一括でデータを確認することができません。
在庫管理には、入出庫の追跡分析、仕入れ管理、アラート機能などはないので、大規模・多店舗の管理には向いていません。
エアレジのコスト
では、エアレジのコストを解説しましょう。
初期費用
「Airレジ」は導入一時金や加盟料はありません。
お手元のiPadまたはiPhoneを使えば、無料アプリ「Airレジ」をダウンロードするだけなので、初期コストは0円です!
月額費用
「Airレジ」には月額基本料はありません。
従量制の課金もありませんので、完全に0円で利用することができます!!
その他
エアレジは初期コスト0円、月額コスト0円で、完全に0円で利用できます。
ただし、決済端末「エアペイ」を導入する場合は、決済手数料2.48%~3.24%がかかります。
でも、エアペイのコストも業界の最安値の水準ですので、コストで選ぶなら、エアレジ&エアペイのコンビは最強です。
エアレジの導入手順
エアレジの導入手順は、以下の3ステップです。
- 無料アカウントの作成
- エアレジのダウンロード
- エアレジのメニュー登録
- 周辺機器との接続
では1つずつ解説しましょう。
無料アカウントの作成
まず、公式サイトから無料アカウント「AirID」を作成します。
「Airレジ」アプリのダウンロード
お店で利用するiPadに無料アプリ「Airレジ」をダウンロードします。
「Airレジ」にメニュー登録する
「Airレジ」にメニュー、価格、税を順に入力していきます。
カテゴリー(ドリンク、サラダ、ランチなど)を登録すると、より分かりやすいです。
周辺機器と「Airレジ」を接続する
すでに「Airレジ」は使える状態になっているので、あとは周辺機器を接続します。
お店のニーズに合った周辺機器を選べばOKです。
レシートプリンター
「据え置き型」または「モバイル型」のレシートプリンターを選べばOKです。
「据え置き型」は安定感があり「モバイル型」は持ち運ぶときやスペースが狭いときに便利です。
据え置き型プリンターの価格:42,800円(税込)〜
モバイル型プリンターの価格:24,800円(税込)〜
キャッシュドロア
紙幣や硬貨、金券などを保管できます。レシートプリンターと接続し、自動開閉が可能なタイプもあります。
キャッシュドロア価格:9,600円(税込)〜
決済端末エアペイ
キャッシュレス決済を導入するなら必須で必要です。
エアペイは、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済で約70種類の決済ブランドが使えて、今ならキャンペーンで必要な機器「iPadとカードリーダー」が0円でもらえます!!
バーコードリーダー
商品のバーコードを読み取って、注文を入力したり、商品を登録したりすることができます。
バーコードリーダーの価格:46,800円(税込)〜
ラベルプリンター
宛名ラベル・商品ラベル・現品票ラベル・検体ラベルなどのバーコード表示ラベルをカンタンに作成できます。
余力があれば、ラベルプリンターもあると便利
ラベルプリンターの価格:19,118円(税込)〜
こんな感じで周辺機器と接続すれば、準備完了です!
これですぐに利用開始できますよ。
まとめ
今回、エアレジを導入するメリットやデメリットについてくわしく調べてまとめました。
エアレジのメリットは、大きく2つです。
1つ目は「データ分析ができる」、2つ目は「商品と価格を登録できる」です。
データ分析することで、1日ごとの売上、時間ごとの売上、商品ごとの売上が一発で分かるので、データに基づいて「食材の仕入れ」「仕込みの数」を明確化できます。
経験と勘に頼っていた作業が客観的なデータで出来るようになるので、ムダな仕入れやムダな仕込みが激減できます。
また、紙の台帳やエクセルシートで行っていた棚卸し、在庫チェックがiPad(またはiPhone)でできるので、バックオフィスの作業がめっちゃ楽です。
また、エアレジは商品と価格の登録ができるので、お会計のときはタッチ操作になります。
アルバイトさんが商品や価格を覚える必要がなくなるので、レジの打ち間違えもなくなります。
エアレジは初期費用0円、月額費用0円で使えて、必要な機器はiPad1台だけです。
なので、ガチャレジを使っているなら、すぐにでもエアレジに切り替えた方が良いです。
エアレジの導入は、めっちゃカンタンで、公式サイトで無料アカウント(AirID)を作成して、お手元のiPad(またはiPhone)に「Airレジ」をダウンロードして、商品を登録するだけです。
なので、まずは、エアレジの無料アカウント(AirID)を作成してしまうことをオススメします。
→Airレジ公式サイトで無料アカウント(AirID)を作成する