妻の友だちが自宅でエステサロンを開業するんですが、決済端末はエアペイに決めているそうです。
ただ、エアペイは、オンライン決済ができないので、スクエアも併用したいとのこと。
そんな彼女から「エアペイとスクエアは併用できるの?」と聞かれました。
そこで、今回、エアペイとスクエアの併用について調べてみました。
まず、結論ですが、エアペイとスクエアの併用はできます。
それで、その併用なんですが、それぞれのメリットを活かして使う!というのがオススメです。つまり良いとこどりですね。
まず、お店での対面決済は、スクエアよりエアペイの方が決済手数料が安いので、エアペイを使う方がお得です↓
決済手数料 (対面決済) |
|
エアペイ | スクエア |
3.24% | 3.25% |
スクエアは、エアペイにない機能だけを使うのがオススメです。
それで、エアペイにはない「スクエアの機能」なんですが、以下のとおりとなります↓↓
- 回数券の決済
- エステ等の継続コースの決済
- 利用料の自動決済(自動継続課金)
- オンライン販売用のURL
- オンライン販売用の請求書
- 決済機能付きホームページ
エアペイにはない「スクエアの機能」はいっぱいありますよね。
エアペイとスクエアは決済端末業界ではツートップなので、2つの端末を持てば最強ですね。
とはいえ、エアペイとスクエアの併用の方法について気になるところだと思いますので、以下にくわしくまとめてみました!
エアペイはスクエアと併用できる
まず、エアペイとスクエアは併用できます。
エアペイはスクエアより決済手数料は安いので、メイン端末はエアペイがオススメです↓↓
決済手数料 | |
エアペイ | スクエア |
3.24% (coin+のみ1.08%) |
3.25% |
ちなみに、スクエアで使える決済ブランドは、クレジットカード、電子マネー、QRコードとなるんですが、全てエアペイでも使えます。
なので、お店の対面決済は、スクエアは使わず、全てエアペイを使いましょう。
つぎに、スクエアだけで使える機能なんですが、以下のとおりです。
<スクエアだけの機能>
- 回数券の決済
- エステ等の継続コースの決済
- 利用料の自動決済(自動継続課金)
- オンライン販売用のURL
- オンライン販売用の請求書
- 決済機能付きホームページ
これらの機能はスクエアで決済すればOKです!
では、つぎに1つずつ説明していきますね。
エアペイにはないスクエアだけの機能
では、スクエアだけの機能をざっくり解説していきます↓↓
回数券の決済
エアペイは、回数券の決済ができるようにはなったのですが、範囲と条件がエアペイ公式ページにハッキリ明示されていません。規約を読み込む必要があります。
逆にスクエアでは、回数券が使える範囲と条件がハッキリ明示されているので、安心して利利用できます!
なので、回数券を販売しているなら、スクエアで決済しましょう。
エステ等の継続コースの決済
継続コースとは、例えばエステの「フェイシャル&ボディ4回コース」などです。
継続コースもエアペイで決済できるのですが、エアペイ公式ページで条件と範囲がハッキリ明示されていません。
なので、エステなどで継続コースを販売しているなら、スクエアを使う方が安心です。
利用料の自動決済(自動継続課金)
エアペイは自動で継続課金する機能はありません。
なので、スポーツジム、コワーキングスペースなどで毎月の料金を課金しているならスクエアを使いましょう。
決済リンク付きURL
エアペイは、オンライン販売の決済はできません。
スクエアなら「決済リンク付きURL」がカンタンに作れます。
「決済リンク付きURL」をメールやLINEに貼り付けるだけで、お客様に請求できます。
「決済リンク付きURL」をeメールに貼り付けた例はこんな感じ↓↓

eメール、LINE、Instagramなどに貼り付けできるので、めっちゃ便利です。
スクエアでは「オンラインチェックアウト」というサービス名です。
オンライン決済をするならスクエアですね。
オンライン販売用の請求書
さらに、スクエアは、オンライン用の請求書が作れます↓↓

こちらは、見積書を事前に送付することもできるので「決済リンク付きURL」よりちょっと格式ばったときに使えます。
こちらもメールやLINEなどで請求できます。
やはり、オンライン決済ならスクエアです。
ネットショップ開設
エアペイはネットショップ作成機能はありません。
でも、スクエアなら、ネットショップが無料でカンタンに作れます。

決済機能付きなので、ホームページからの集客と売上が可能となります。
BASEやSTORESなどに加入しなくても、お店のホームページがカンタンに作れて、しかも決済機能付きです。
こんな感じで、エアペイにはない機能をスクエアで使えばOKです。
スクエアをバックアップ用に使う
あとは、エアペイがシステム障害になったり、急にカードリーダーが故障したりする場合があるかもしれません。
そんなときにSquareがあると安心です。
まさかの緊急事態のときのバックアップ用にスクエアは使えます。
エアペイとスクエアのコスト
さいごに、エアペイとスクエアのコストを解説しましょう。
初期コスト
エアペイとスクエアは、初期コスト0円、月額基本料0円。
必要なコストは、決済手数料だけ。
エアペイとスクエアは、使ったときだけしか料金はかかりません。
機器コスト
エアペイに必要な機器は、iPhone(またはiPad)とカードリーダー。
カードリーダーは今ならキャンペーンで0円です。
iPhone(またはiPad)は手持ちを使えば、機器コストは0円ですね!
スクエアに必要な機器は、スマホ(またはタブレット)とカードリーダー。
カードリーダーは、最も安くて4.980円(税込)です。
その代わりに、スクエアは、アンドロイドでもiOSどちらのスマホ(タブレット)でもOKなんです。
月額基本料
エアペイもスクエアも月額基本料0円。
なので、どちらも固定費0円で使うことができるんです。
決済手数料
両社の決済手数料は以下のとおりです↓↓
エアペイ | スクエア | |
VISA、マスター | 2.48% | 2.50% |
銀聯 | 3.24% | ー |
JCB、アメックス ダイナース、DISCOVER |
3.24% | 3.25% |
電子マネー | 3.24% | 3.25% |
QRコード決済 | 3.24% | 3.25% |
エアペイの方が安いです。
ただ、エアペイはお店での対面決済しかできません。
スクエアは、オンライン決済などの機能があり、それぞれの機能により決済手数料が違います。以下のとおりです↓↓
- 継続コースの決済 3.25%
- 自動継続課金 3.75%
- オンライン販売用URL 3.60%
- オンライン販売用請求書 3.25%
- 決済機能付きホームページ 3.60%
なので、対面決済はエアペイ、対面決済以外(オンライン決済など)はスクエアで使うのがオススメですね。
まとめ
今回は、エアペイと他の決済端末「スクエア」と併用する方法について解説しました。
結論としては、エアペイとスクエアは併用できます。
なので、エアペイで使える決済ブランドがあるのに、あえてスクエアで決済することはできません。
なので、お店のメインはエアペイを使って、スクエアはエアペイにない機能で使うのが良いです。
とくに、スクエアは、回数券や継続コースの決済、毎月のサブスクの課金ができるので、めっちゃ便利ですね。
エアペイとスクエアを両方使うと最強の組み合わせとなります。
どちらも初期コスト0円ですし、固定費0円、解約時の違約金も0円です。
なので、ノーリスクで導入できますから、エアペイとスクエアの併用は、めっちゃオススメです。